ハワイアン航空の機内WiFi、StarLinkの高速インターネットを試してみた
re:Invent 2024 参加のために利用したハワイアン航空で、機内WiFi として提供されていた
StarLinkの高速インターネットを試す機会がありましたので紹介します。
接続
SSID「Starlink WiFi on HawaiianAir」を選択しました。
利用規約として、周りの乗客への配慮と利用規約の遵守が求められており、以下の禁止事項が案内されていました。
- 音声通話やビデオ通話は禁止です。
- ライブストリーミング配信は禁止です。
- わいせつまたは不快なコンテンツの閲覧は禁止です。
速度測定
MacBook Pro 2020 (M1) で、以下のスピードテストサイトを用いてインターネット回線の速度測定を行いました。
fast.com
‐ ダウンロード: 230Mbps
‐ アップロード: 48Mbps
WiFiman
‐ ダウンロード: 248.17 Mbps
‐ アップロード: 36.86 Mbps
iNonius_Speed_Test
iNonius_Speed_Test、東京の大手町への通信速度の確認を試みました。
‐ ダウンロード: 231Mbps
‐ アップロード: 17Mbps
Wi-Fi接続の詳細情報
macOS の Wi-Fi マークを Option キーを押しながらクリックし、Wi-Fi 接続の詳細を確認しました。
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セキュリティ保護のない、オープンなアクセスポイントでした。
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国別コード: Wi-Fiネットワークが設置されている国を示します。「US」でアメリカ合衆国でした。
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RSSI: 電波の強度を示す値、-55dBmは比較的良好な電波状況でした。
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転送レート: データ通信の速度、585Mbpsは非常に高速でした。
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PHYモード: PHY モード:使用している Wi-Fi の通信規格、802.11ac は Wi-Fi 5 に該当する高速な通信規格でした。
Android
Wi-Fi 7 に対応した2024年モデルの Pixel 9 Pro でも、Starlink 接続を試してみました
- タイプは WiFi5でした。
- リンク速度は送受信とも702 Mbps、非常に高速でした。
まとめ
当ブログも太平洋上をラスベガス空港に向けて移動中の機内で執筆していますが、ライブプレビューなども、ネットワーク的には地上の光回線を利用した有線接続と、大差ない執筆体験をする事ができました。
StarLinkを利用した 極めて高性能な機内WiFi、機会があればぜひお試しください。
なお、今回試した 「Starlink WiFi on HawaiianAir」は、暗号化されていないオープンなAPでした。
必要に応じVPNなどを併用いただく事をおすすめします。