育休中に生後6ヶ月の娘と少しだけ働いてみた【半育休】

2023.07.07

こんにちは。

11月末に第一子の娘を出産し、育休中のSeiraです。

クラスメソッド20周年ということで、久しぶりにブログを書いています。 入社してあっという間に8年目となっていて何のテーマにしようかと色々と悩みましたが、 直近で体験した生後6ヶ月の娘連れでの「半育休」制度を活用した出社レポートを書いてみます。

産休から数えると8ヶ月も経過していて、話すのはもっぱら娘と愛犬ちゃん。言葉がおかしな点はご了承ください。

これまでの過程

産休入るまで

まず私は一昨年、組織横断のインサイドセールスチーム立ち上げを任された管理職2年目でした。 正確に言うと1年と3ヶ月で産休に入ることに。。。

2年前の創立記念日にちょうどブログを書いていました。

チームをこれからドライブしていくタイミングで長期不在になってしまうのはとても申し訳ない気持ちで一杯で、 自分のキャリアとしてもこれからという時だったので、嬉しさと複雑さはありました。

最初に上司に報告した際は緊の張で、第一声で「おめでとう!!」と言ってもらえて、 これから産休に入るまでの流れやどのようにチームをしていくかの意見も聞いてくれました。

元々、不妊治療をしていたのもあり、いつかは子を授かりたいと思っていました。 なので、私がいなくてもまわるチームにすることを常に意識をしていましたのですが、 2年目となると、まだまだメンバーが少しずつ増えて環境を整備している段階。。。

もし甘えられるなら信頼するO場さんにチームをみてもらえたら嬉しいと伝えたら、 O場さんも「おめでとう!どんと任せて!!」 (私からはこう聞こえたけど実際はクールに「おめでとう。はい、もちろんです」)とご承諾頂きました。

入社して1年も経たないチームメンバーも業務引き継ぎを率先的にやってくれたおかげで、スムーズに産休に入ることができました。

関係者の皆様、その節は本当に本当に本当にありがとうございました!

育児スタート

有難いことに娘は深くよく寝る子だったので、自分の時間はあったものの、 産院を退院して2日目にはワンオペとなり、生命を守る責任感と産後ハイモードで、 ひたすら検索魔になって寝れない&食べない日々。 今思うと新たな自分を発見できた良い機会でした笑

2週目には事前申請していた区の制度を活用した産後ケア施設に3泊4日して、 寝れること、食べれることの大切さを心から実感しました。

そんなこんなで、あっという間にひきこもりの新生児期が終わり、 外出ができるようになってからは気持ちにも余裕がでてきました。

旦那さんがたまに在宅があると仕事しているのいいなーって思ったり、 Slackなどは利用できる状態にしてもらっていたのでちょくちょく覗いたりしていました。

元々仕事が好き、人と話すのが好きというのもあり、、、 上司とランチに行った際に、既に仕事が懐かしくて、少しでも働けたらな〜なにかできたらな〜、 戻ることには浦島太郎状態になる、もうなってるなってボソッと言ってたのですが、 丁度タイミング良く、ここをやってもらえないかなという業務があったようで、 半育休制度を活用して少しだけ働く運びになりました。

こんな感じで出勤やってみた

そもそも半育休とは

月10日以下(月80時間以内)で一時的・臨時的であれば育児休業期間中に働くことができるそうです。

「半育休」は特に正式な言葉ではないようですが、厚生労働省によると以下の通りです。

育児・介護休業法上の育児休業は、子の養育を行うために、休業期間中の労務提供義務を消滅させる制度であり、休業期間中に就労することは想定されていません。

しかし、労使の話し合いにより、子の養育をする必要がない期間に限り、一時的・臨時的にその事業主の下で就労することはできます。

※労働者が自ら事業主の求めに応じ、合意することが必要です。事業主の一方的な指示により就労させることはできません。

※就労が月10日(10日を超える場合は80時間)以下であれば、育児休業給付金が支給されます。

※恒常的・定期的に就労させる場合は、育児休業をしていることにはなりませんのでご注意ください。

育児休業中の就労について

いざベビーカー出社!

時間帯としては、13時〜16時の間での出社としました。

午前の離乳食後のお昼寝と合わせて出発。

ランチを食べて、出社し、愛犬散歩とお風呂の時間前の16時までには退勤。

新しいオフィスはエレベーターもフロアも全て広いので、ベビーカーでもすいすい移動ができました。

カフェエリアがあるので、ミーティング以外の時間はそこでマットを敷かせてもらいおもちゃをもっていきました。 6ヶ月になった娘はお座りができるようになったと同時期にハイハイもしたがるようになったので、目を離せません。

遊んでもらえるのが大好きで、同僚たちが遊んでくれて大喜びのにこにこちゃんでした。

ぴーたんとも遊んだり。

ミーティングの様子

今回業務としてはCSアナリティクスと呼ばれるデータアナリティクス事業本部のデータ分析プロダクトの企画検討がミッションとなります。

ミーティングの間はできる限り詰めずに、30分としたいところでしたが限られた時間だったので、 長くても連続1時間30分としてスケジュールを調整。

ミーティングやワークショップをする際は会議室を利用し、 落ち着いている時はベビーカーかマット、ぐずったら抱っこというスタイルにしていました。

娘の場合、ぐずった時は大体、眠いサインとなるので、 ミルクをあげながらベビーカーで揺らすといつの間にか寝てくれています。

チームメンバーとのワークショップの連続1時間30分した際は、 どきどきでしたが最後30分は寝てくれたので良かったです。

抱っこしている時は両手が塞がっているのでPCは触れないのが難点。。。

こんな感じで会議室にもシートを敷かせてもらいました。

持ち物リスト

個人差ありなのであくまで参考程度に。。。 出勤といわずお出かけのときとほとんど同じですね。

  • ミルク
    • 完全ミルクこと完ミなので、液体ミルク最高です。一気に飲めず、ずるずる飲むので、125mlを1本、200mlを2本あれば娘の場合は充分足りました。
  • おもちゃ
    • お気に入りはここぞとばかりに詰め込む。
  • おむつ
    • オムツ替えスペースがあるか要確認
    • ない場合もあるのでオムツ替えシート
  • 着替え
  • マット
    • ささっと畳めるタイプが重宝
  • タオル
    • 抱っこしていると汗だくになります

感想

入社してから毎年自分の所属部署名が変わるほど、クラスメソッドは進化のスピードがはやいのですが、 約8ヶ月離れていただけで、オフィスも会社ロゴも変わっていたので気持ちは入社当時に戻ったようでとっても新鮮でした。

短時間の出勤なので、業務としても限られてしまいますが、突然復帰して浦島太郎状態にならないのも良い点です。

出勤前は泣き叫んでしまったらどうしようと不安もありましたが、同僚のみなさんが娘優先でいいからねって言ってくれて、 途中お着替えが必要なハプニングがおきても、ストップしてくれたりとご配慮いただき、助かりました。

もし泣いても防音ルームみたいなのもあるから大丈夫!と事前に聞いていたので、 何かあったら駆け込もうと思ってましたが、今のところは無事、駆け込まずに済んでいます。

久しぶりに色々な方とお話ができ、娘の嬉しそうな姿に出勤してみてよかったと思いました。

また、出勤と在宅のいずれのワークスタイルもやってみましたが、 どちらも普段の2-3倍以上、気力と体力を消費して久々の運動にもなっていますw

現在は7ヶ月になり好奇心旺盛に動き回り、後追いや掴まり立ちも始まったので一緒に出勤する時は更に工夫が必要そうです。

さいごに

育休中は社会とは離れて育児だけに全力専念しないといけない、復帰する頃にはまた一からスタートになると思っていました。

子連れ出勤してみたと友人に話すと、そんな事ができる会社があるんだと驚かれたのと同時に素敵だね!といってもらえることが多く、 きっと私みたいに少しでも働けたら、、と思っている人は少なからずいる気がします。

娘の今しかみれない成長をしっかりと一緒に過ごしながらも、 社会と少しでも繋がりを持てると気持ちにも余裕がでて活力にもなっています。

会社側、上司や同僚の方々の協力があってこそではありますが、半育休のような働き方がもっと当たり前に選択できるようになるといいなと。

異業種・未経験からクラスメソッドに飛び込んで8年、 「さまざまな働き方の選択肢があり、新しい挑戦ができる」というのが飽き性だった私でも楽しく仕事ができているポイントのひとつです。 お陰様でキャリアとしても8年が短く感じるほど、いろんな経験をさせてもらっています。

キャリアと子育ての両立は、これから娘が成長するにつれて本番になってきますが、 いずれもバランスを取りながら自分なりに楽しみながらやっていきたいです。

それでは、この辺で。 七夕の日なので笹を飾ってそうめん食べて、短冊を書いてみようかな。