カスタムイメージからWorkSpacesを起動してみた
コンニチハ。千葉です。
みなさん、WorkSpacesを利用されていますか?
WorkSpaecsとは、初期費用をかけずにVDI環境のようなWindowsデスクトップ構築することができます。
例えば、開発環境として開発者に利用してもらい、開発が終了したら捨てられ、費用も節約できます。
また、デスクトップへの接続はAmazon専用のクライアントアプリからとなり、Windowsはもちろん、MacやIpad、Androidタブレット端末からも接続できます。
今回は、カスタマイズしたWorkSpacesを沢山展開することを想定して、カスタムイメージの作成からカスタムWorkSpacesを作成してみます。
補足:WorkSpacesの課金はEC2と違い月単位での課金となります。(ただし初月に限り日割り計算。)
時間課金ではないのでご注意ください。
作業の流れ
既にカスタマイズされたWorkSpacesが起動していることを前提として話をすすめます。 流れとしては、カスタマイズされたWorkSpacesをイメージ化し、バンドルの作成、バンドルからWorkSpacesを新規で構築します。
カスタムイメージからWorkSpacesを起動してみた
カスタムイメージの作成
セットアップが完了したWorkSpacesを元にカスタムイメージを作成します。
イメージ作成元となるWorkSpacesからログアウトします。
[WorkSpaces] より、イメージ作成元となるWorkSpaceを選択します。[Actions] > [Create Image]をクリックします。
[Next]をクリックします。
[Image Name]、[Description]を入力し、Create Imageをクリックします。
イメージ作成が開始されます。イメージ元となるWorkSpaceのステータスが[Suspended for imaging]となります。
[Images]を選択し、対象のイメージの[▶]をクリックして詳細を表示します。 作成中は、ステータスが[Validating]となります。また、[Status message]より現在の進捗率を確認できます。
1時間15分程度で、イメージ作成は完了します。ステータスが[Available]になっていることを確認します。
これで、カスタムイメージが作成されました。
バンドルの作成
バンドルを作成します。
[Images]より、カスタムイメージをチェックし、[Actions] > [Create Bundle]をクリックします。
[Bundle Name]、[Description]、[Hardware Type]を選択します。※Hardware Typeには、カスタムイメージと同じタイプを選択します。
[Bundles]より、バンドルが作成されていることを確認します。
バンドルからWorkSpacesを作成する
カスタムイメージからWorkSpacesを起動します。
[Bundles]より、[Launch WorkSpaces]をクリックします。
[Directory]を選択し、[Next Step]をクリックします。
[Show All Users]をクリックし、対象のユーザを選択します。 [Add Selected]をクリックし、WorkSpacesとして作成するユーザを追加します。※複数追加可能です。ただし同時に20ユーザまでとなります。
初めに[Language]より[Japanese(日本語)]を選択し、作成したバンドル名を指定します。 また、[Assign WorkSpace Bundles]の箇所で、[Bundle]、[Language]が適切になっているか確認し、なっていなければ適宜選択します。
[Next Step]をクリックします。
[Username]、[Bundle]、[Language]が適切になっているかを確認し、[Launch WorkSpaces]をクリックします。
さいごに
すぐに、windowsベースの開発環境が大量に欲しい!という要望に答えられるサービスかなと思います。
また、開発が終わったら環境を捨てられ、コストもかからないのでいいです。
オプションでMicrosoft Office Professionalも重量課金に含めることができるので、別途ライセンスを購入せずとも利用できます。
WorkSpaces、便利ですね。