【速報!】【新機能】WorkSpacesのストレージ容量の変更とハードウェアバンドルの変更が可能に!
ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。
WorkSpacesに2つの新機能が追加されましたので、ご紹介したいと思います。
Amazon WorkSpaces Now Supports Configurable Storage and Switching Between Hardware Bundles
新機能
新たに発表されたWorkSpacesに追加された機能は以下の2つです。
- ストレージ容量の追加
- ハードウェアバンドルの変更
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ストレージ容量の追加
ルートボリューム(Cドライブ)とユーザボリューム(Dドライブ)のそれぞれを1000GBまで拡張できるようになりました。 変更可能な容量の組み合わせは以下となります。
ルートボリューム(Cドライブ) | ユーザボリューム(Dドライブ) |
80GB | 10GB、50GB、100GBのいずれか |
175GB〜1000GB | 100GB〜1000GB |
WorkSpacesダッシュボードから対象のWorkSpaceを選択>アクション>WorkSpaceの変更で変更ができます。
ちなみにディスクの拡張はAWS側で行ってもらえるので、ユーザがOS上からディスク拡張(diskpart)を実施する必要はありません。 ※サイズ拡張のみが可能で、縮小は行えません。
追加ストレージの料金
追加のストレージにかかる料金は$0.10/GBです。
ハードウェアバンドルの変更
ハードウェアバンドルの切り替えも可能になりました! バリュー、スタンダード、パフォーマンス、パワーバンドル間での切り替えが行えます。
こちらもWorkSpacesダッシュボードから対象のWorkSpaceを選択>アクション>WorkSpaceの変更で変更ができます。
いままでWorkSpacesの作り直し(削除→作成)が必要だったのですが、今回のアップデートで簡単にバンドルを切り替えることができるようになりました!またストレージの構成も保持されるのでデータを外部に退避することも必要ありません。これは嬉しいアップデートです!!
なお、執筆時点では以下についてはサポートされていない模様です。
- グラフィックスバンドルへの切り替え
- Windows7から10、およびその逆のOSの変更
- アプリケーションバンドルの変更
さいごに
ご紹介した2つの新機能は全てのリージョンで利用できます。ぜひお試しいただければと思います。 WorkSpacesの利用が、ますます便利になりますね!この記事が誰かのお役に立てば幸いです。