【速報!】【新機能】WorkSpacesのストレージ容量の変更とハードウェアバンドルの変更が可能に!

2017.12.29

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ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

WorkSpacesに2つの新機能が追加されましたので、ご紹介したいと思います。

Amazon WorkSpaces Now Supports Configurable Storage and Switching Between Hardware Bundles

新機能

新たに発表されたWorkSpacesに追加された機能は以下の2つです。

  • ストレージ容量の追加
  • ハードウェアバンドルの変更

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレージ容量の追加

ルートボリューム(Cドライブ)とユーザボリューム(Dドライブ)のそれぞれを1000GBまで拡張できるようになりました。 変更可能な容量の組み合わせは以下となります。

ルートボリューム(Cドライブ) ユーザボリューム(Dドライブ)
80GB 10GB、50GB、100GBのいずれか
175GB〜1000GB 100GB〜1000GB

 

WorkSpacesダッシュボードから対象のWorkSpaceを選択>アクション>WorkSpaceの変更で変更ができます。

ちなみにディスクの拡張はAWS側で行ってもらえるので、ユーザがOS上からディスク拡張(diskpart)を実施する必要はありません。 ※サイズ拡張のみが可能で、縮小は行えません。

追加ストレージの料金

追加のストレージにかかる料金は$0.10/GBです。

ハードウェアバンドルの変更

ハードウェアバンドルの切り替えも可能になりました! バリュー、スタンダード、パフォーマンス、パワーバンドル間での切り替えが行えます。

こちらもWorkSpacesダッシュボードから対象のWorkSpaceを選択>アクション>WorkSpaceの変更で変更ができます。

いままでWorkSpacesの作り直し(削除→作成)が必要だったのですが、今回のアップデートで簡単にバンドルを切り替えることができるようになりました!またストレージの構成も保持されるのでデータを外部に退避することも必要ありません。これは嬉しいアップデートです!!

なお、執筆時点では以下についてはサポートされていない模様です。

  • グラフィックスバンドルへの切り替え
  • Windows7から10、およびその逆のOSの変更
  • アプリケーションバンドルの変更

さいごに

ご紹介した2つの新機能は全てのリージョンで利用できます。ぜひお試しいただければと思います。 WorkSpacesの利用が、ますます便利になりますね!この記事が誰かのお役に立てば幸いです。