WWDC 2016 Haloシリーズで振り返る新しいmacOS SierraとSiri – 「ケリをつけてきました」
「私が選んだのよ、知らなかったでしょ。どのスパルタンと組みたいかってね。 もちろん、リサーチはしたわ。 あなたが理想の戦士に成長して行く過程を。 あなた達は皆、並外れた強さと勇気を持ってたわ。リーダーの素質もね。 でもあなたにしか無いものがあった。それを見抜いたのは私だけ。 何だと思う? 運よ。 違った?」 -コルタナ
はじめに
※この記事は大人気FPSのHaloシリーズと絡めてmacOS Sierraと今後のSiriとWindows 10 Cortana等の動向について妄想する記事です。
おはようございます、Haloは谷昌樹さんがマスターチーフを演じられる3までだったと心に決めている老害FPSゲーマーの田中です。
WWDC 2016開催中ですね! キーノートでは数々の発表がありました。 (弊社でもWWDC 2016 キーノートまとめをアップしました。) その中に含まれる内容としてMacのOS名がOS XからmacOSという名称に変わり、次はSierraという新しい名前がつくようです。 macOS preview - Apple
macOS Sierra
Sierraとは、シエラネバダ山脈の事みたいです。 ヨセミテ国立公園の中にあるようですね。
機能に関しても数々の発表があり、中でも特筆すべきなのはSiriが搭載されることでしょう。
Siri on macOS Sierra
デスクトップOSに音声アシスタントが搭載されると言われて想起するのは、先に出ているWindows 10のCortana。
Sierra、Cortanaと言われて連想するのが個人的には冒頭からチラチラ出している大人気FPSシリーズのHalo。
Windows 10のCortanaはこのHaloシリーズの主人公、Sierra-117ことマスターチーフのアシスタントAIが由来のものだと言われています。 - Windows10の音声支援コルタナが答えてくれる質問63本
もちろん地理的にヨセミテ関連なのでおかしいことはなにもないですが、「もしかして被せてきたのかなぁ〜!?」とか「AppleとMicrosoftでなにかコラボが...?」とかなんかちょっと勘ぐっちゃいますね!
AppleとMicrosoftという大きい組織間で離れ離れになっている様を見ると、Halo2のラストでコルタナとチーフがコヴナントのハイチャリティで別れるシーンを思い出します。 ストーリー上3で合流する流れになるのでmacOS SierraとWindowsのCortanaが合流していく未来がありえたり...?したら面白いですね。
Siriの開発がデベロッパーに解放
今回の発表でまだ限定的な内容にはなりますが、iOS上ではSiriのAPIが解放されました。SiriKitです。待ってた!!! - SiriKit - Apple Developer
これにより、iOSのアプリ上でSiriを利用することができるようになりました。 今後macOS Sierraでも利用出来るようになるのかは確認できていませんが、可能性はあるということですね。 (APIに英語と日本語で差があったり、おま国でないことを祈ります。)
音声認識と発話まわりのAPIも強化されているとしたら、Siriに限らずアプリの幅が広がりますね。
おわりに
Siriの声優に小池亜希子さん(日本語版のCortanaの声優さん)が起用されたらとても面白いなと勝手に思ったりなんだりかんだり! 今後も期待大!
「WWDC 2016か、終わったわね」 「いや、たった今始まったばかりさ」 -HALO:CE/コルタナとマスターチーフの会話のもじり
おまけ
以前Open Source SiriとしてSiliusというものが界隈で話題に登ったことがあったのを思い出しました。 - Silius
こちらの記事ではWindows 7上にUbuntuのVMを立ててSiliusを試してみたという内容が紹介されています。 - オープンソース版SiriのSirius試してみた
Siriとはまた別のものではありますが、こんな風に音声アシスタントがOSを問わず合流していくってこともありうるのかもしれません。