Alteryx 2019.3 新機能:Alteryx Designerのアップデートまとめ

2019.09.17

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こんにちは。Alteryx勉強中のスズです。

日本時間の2019年9月4日、Alteryxの2019.3がリリースされました。Alteryx Designerのリリースノートはこちら。

本エントリでは、Alteryx Designerのアップデートをまとめてご紹介いたします。

Alteryx Designer アップデートまとめ

ツール

  • データプロファイリングが有効な場合、BrowseツールのConfigurationウィンドウに数値の列の合計が表示されます。

  • Calgaryツールは他のInputやOutputツールと同じように、注釈にファイル名が含まれます。

  • EmailツールはSMTP認証の自動検出を行いません。SMTP認証は手動で設定できます。

追加の機能強化

  • Spatialにツールの例を追加:Buffer, Create Points, Find Nearest, Generalize, Heat Map, Make Grid, Poly Split, Poly Build, Spatial Info, Smooth, Spatial Match, Spatial Process, Trade Area

  • イタリア語のベータ版が搭載されました。

  • ファイルを自動的に回復する自動回復機能が搭載されました。

  • Resultウィンドウがさらにインタラクティブになりました。Resultウィンドウで作成したフィルタ条件をツールに変換できます。
    関連エントリ: Alteryx 2019.3 新機能:お待たせしました!結果ウィンドウで作成したフィルタ条件をツールに変換できるようになりました! | DevelopersIO

  • マクロのバージョンが複数ある場合は、コンテキストメニューを使用してマクロのバージョンを表示できます。

  • User SettingsにてPlay Sound at Completionのオプションで、ワークフローの完了時に再生されるサウンドの有効/無効を設定できます。

  • フォルダをキャンバスにドラッグ&ドロップでDirectoryツールを作成できます。

  • Overviewウィンドウの機能強化:
    • 実行中のツールが一目で分かるようになりました。
    • ズームアウトしたとき、Overviewウィンドウの任意の場所をダブルクリックして、再度ズームインします。
  • スペースバーを押して、Finished runningウィンドウを閉じます。

  • ファイルの注釈をクリアすると、元のファイル名に戻ります。

  • テキストファイル(.txt)をキャンバスにドラッグ&ドロップすると認識するようになりました。

  • Comment boxを選択すると、線が青く表示されるようになりました。

  • 保存されていないワークフローでDesignerを終了すると、ワークフローを保存するオプションを含むプロンプトが表示されます。

  • User SettingsにPredictiveツールのLocale/Codepageオプションが追加され、マルチバイト文字のデータの処理が必要なときにRベースのPredictiveツールを使用できるようになりました。

  • ツールをコピー&ペーストするとき、キャンバスをポイントするだけでツールをペーストできます。

最後に

Alteryx Desgienr 2019.3 のアップデートをご紹介しました。

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