Alteryx 2019.3 新機能:お待たせしました!結果ウィンドウで作成したフィルタ条件をツールに変換できるようになりました!
こんにちは。DA部の兼本です。
日本時間の2019年9月4日、Alteryxの2019.3がリリースされました。Alteryx Designerのリリースノートはこちら。
前バージョンである2019.2では結果ウィンドウでフィルタ、検索、並べ替えができるようになりました。
そして、今回リリースされたAlteryx Designer 2019.3では、2018年のAlteryx Inspireで発表されて以来、全世界のAlteryxユーザが待ちわびていた機能がリリースされました。
そうですっ、なんとっ、ついにっ、結果ウィンドウで作成したフィルタ条件をツールに変換できるようになりました。(パチパチ)
早速やってみましょう。
まずは、Tableauサンプルデータからスーパーストアのデータを読み込み、閲覧ツールで内容を確認します。
結果ウィンドウで読み込んだデータを確認すると、「優先度」のデータにNULLが含まれているようです。
今回のデータ分析ではNULLデータは不要なので、結果ウィンドウのフィルタ機能を使用してNULLデータを除外します。
次に、販売したアイテムの「数量」が10個以上の注文レコードだけに絞り込みを行います。
さらに、「売り上げ」が高い順にデータをソートします。
最後に、結果ウィンドウで作成した条件をワークフローに反映します。結果ウィンドウの右上にあるメニューから「ツールをキャンパスに追加」を選択します。
これで、ワークフローにフィルタツールとソートツールが自動的に追加されました。
フィルタツールには閲覧ツール上で行ったフィルタ条件が設定されていることも確認できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はAlteryx Designer 2019.3の新機能、結果ウィンドウで作成したフィルタ条件をツールに変換、についてご紹介しました。
これまでは閲覧ツールでフィルタした内容を元に、ワークフローに自分でフィルタツールやソートツールを再配置する必要がありましたが、このアップデートにより、ワークフローへのフィルタ条件の適用が簡単になりますね。
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