【小ネタ】知ってると便利?AlteryxでText Inputの内容をファイルから読み込む方法

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こんにちは、小澤です。

Alteryxでちょっとしたサンプルワークフローなんかを作るときにはText Inputツールを使うと便利です。 データをこしらえてくるほどでもない時にそのまま入力しちゃえますし、 Text Inputツールはワークフロー内にデータも含むため人渡すときもyxzpにしたりせずともワークフローのファイルのみで完結します。

しかし、処理の例としてちょっと込み入ったデータが必要になった場合、手入力だけで作るのは面倒です。

そこで、今回は小ネタとして「既にファイルとして存在しているデータをText Inputに読み込ませる」方法を紹介します。

Text Inputツールでファイルを読み込む

この操作は実はとても簡単です。

Text Inputツールの左上にあるフォルダのようなアイコンをクリックします。

すると、以下のような2019.1以前のバージョンのInput Dataツールと同様のメニューが表示されます。

ここからの使い方は問題ないでしょう。 File...から適当なファイルを選択することで、そのファイルの内容が以下のようにText Inputのデータとして展開されます。

制約など

読み込み可能なデータ数の制約

Text Inputのデータをファイルなどから入力するこの機能ですが、いくつか制約もあります。

まず、Text Inputツールの制約として入力可能なデータは最大で1000個までとなっています。 これは、1000行というわけではなく、セルの数として1000個となるため、行数x列数が1000以内に収まる必要があります。 そのため、1000件を超えるデータを入力として扱うと以下のようなダイアログが表示され、入りきらなかったデータが切り捨てられます。

読み込み方の制約

この機能では、Input Dataツールで利用可能なデータソースはすべて利用できます。 しかし、Input Dataツールにあるような設定項目がありません。

そのため、ヘッダの有無や文字コードの指定などは行えません。

おわりに

今回はAlteryxの小ネタとして、Text Inputツールのデータをファイルから読み込む方法を紹介しました。 ちょっとしたサンプルワークフローを作る際なんかで活用してみてください。

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