Alteryx Analytic Appのデバッグワークフロー

こんにちは、DI部プリセールスエンジニアの兼本です。

Alteryxの分析アプリ(Analytic App)は活用していますか。
Analytic Appは入力条件によってワークフローの動作を変えることができる便利な機能ですが、その分、動作確認の手間がかかります。
Alteryx Designerには分析アプリの動作確認に最適なデバッグワークフローという機能があるのに、あまり知られておらず、勿体無いのでこのエントリでご紹介させていただきます。

やってみた。

Analytic Appは自分で作るものやサンプルワークフローなど色々ありますが、そこそこ複雑な方が面白いので、今回はAlteryx Connectと連携する際に使用するLoaderワークフローから、Tableau Loaderを使用します。
Alteryx ConnectやAlteryx Connect Loaderってなに?という方は以下のエントリをあわせてご覧ください。

Alteryx Connectで出来ることのまとめ – Alteryx製品別概要紹介 – #alteryx

本来、Connect Loaderはデバッグをする必要がないように作ってあるのですが、Loaderがアクセスするシステムやネットワーク環境に依存したエラーが発生することがあり、かつ、その場合のエラー原因の特定が難しいため、デバッグワークフロー機能がとても役に立ちます。

以下はTableau Loaderのワークフロー全体図です。結構複雑な作りになっていることがお分かりいただけるかと思います。

インターフェースデザイナー

デバッグの準備をするために、Alteryx Designerでインターフェースデザイナーを表示します。
インターフェースデザイナーは、メニューから「表示>インターフェースデザイナー」で表示できます。

インターフェースデザイナーを表示すると、こんな感じのウィンドウが表示されます。

こいつはAnalytic Appのパラメタ入力画面のレイアウトなどをカスタマイズするためのウィンドウなのですが、ここで「テスト」ボタンを押下すると、

以下の画面に切り替わります。
この状態でアプリを実行するために必要なパラメタを入力してから「デバッグを開く」ボタンを押下すると、

新しいタブが開き、アプリの実行に必要なパラメータがセットされたデバッグ用のワークフローが作成されます。

デバッグワークフローの全体図は以下の通りです。 元々のワークフローをベースとして、インターフェーズデザイナーで入力した各種パラメータが設定された状態のワークフローがデバッグワークフローとして新規作成されています。

あとは、このデバッグワークフローをいつも通り実行することで、指定したパラメータを受け取ったワークフローが正しく動作するかどうかを確認することができます。
実行に失敗したパターンをいくつかご紹介します。

例1)Tableau LoeaderがTableau Serverに接続できない場合

例2)Tableau Serverのログインに失敗した場合

このように、エラーになったツールとエラーメッセージを確認できるので、修正するべきポイントが一目瞭然ですね。
なお、JavaやCなどのプログラム言語でデバッグするときのようにステップ実行やブレークポイントの設定ができるのではなく、あくまでもデバッグ用のワークフローが出力されることにご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
デバッグワークフロー機能を利用することで、Analitic Appの動作確認やデバッグが捗りますね。
この機能はAlteryx Connect Loaderのエラー原因を特定するためにも有用な機能ですので、ぜひ覚えていただきたいと思います。

なお、このエントリはAlteryx Communityの以下の記事を参考にしたので、あわせてご紹介いたします。

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