Tableau 2018.2 新機能紹介:7桁郵便番号がジオコーディング出来るようになりました #tableau
先程(日本時間2018年07月31日11時過ぎ)、Tableauの新バージョンである「v2018.2」が正式リリースされました!
Guess what? Tableau 2018.2 is here! ? Take a look at all the exciting features—including dashboard extensions, spatial joins, grids & more: https://t.co/xnG6OR9wG4 pic.twitter.com/EWD4HWpsFL
— Tableau Software (@tableau) 2018年7月31日
当ブログでも早速v2018.2の新機能について内容をご紹介していきたいと思います。
当エントリで紹介する新機能は「7桁郵便番号のジオコーディング対応」です。
待望の"日本の郵便番号(7桁)"対応!
Tableauが郵便番号データの対応を初めて行ったのはv9.2(2015年12月頃)でした。このタイミングでは「3桁郵便番号までの対応」だったため、嬉しい反面現在の7桁郵便番号を日常的に使っている我々からすると物足りない部分もありました。
それから2年半以上経ったこのタイミングで、ようやく日常的に使っている「7桁郵便番号」にTableauも追従する事になった訳です。めでたいですね!!
では早速実践してみましょう。以下サイトから任意の郵便番号データをダウンロードします。今回は東京都のデータを使ってみる事にしました。
入手したCSVをTableauで確認してみます。該当項目(郵便番号)は以下の様な表記・内容になっていますので、
まずは項目名を変更し、
地理的役割も「郵便番号」に変更します。
ビュー編集画面で「郵便番号」項目をダブルクリックします。すると東京エリアに点が表示されました。範囲が広範なので拡大してみます。
弊社クラスメソッドオフィスの住所に紐づく郵便番号は「101-0025」となっていますので、その辺りを散策してみます。以下の様な感じで位置を確認する事が出来ました!(Mapbox連携で地図を表示させ、地名に関する情報も別途加工編集した内容となります)
まとめ
という訳でTableau 2018.2新機能「7桁郵便番号のジオコーディング対応」に関する内容のご紹介でした。7桁郵便番号に対応する様になった事で、お手持ちの7桁郵便番号データもそのまま地図上の位置データへと活用出来るようになります(ちなみに7桁郵便番号で対応しているのは点のみであり、面(ポリゴン)は非対応の模様)。どう活用すべきか思案されていたユーザーの皆様にとっても嬉しい機能リリースとなったのではないでしょうか。