Tableau 2018.3 新機能紹介:ダッシュボードに「編集可能なナビゲーションボタン」が追加出来るようになりました #tableau

2018.08.02

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

先日2018/07/31にTableau v2018.2が正式リリースされましたが、このリリースに続く形で次のバージョンである「v2018.3」についてもベータ版の情報が展開され始めています。

v2018.2の新機能紹介を始めたばかりでまだかなり気が早い気もしますが、v2018.3についても非常に興味深い内容が待ち構えているようなのでベータ版ではありますがどのような内容なのか見てみたいと思います。

当エントリで紹介する内容は2018/08/02時点でのベータ版の内容であるため、正式リリースの際には内容や情報が変更となっている可能性がありますのでご了承ください。

当エントリでご紹介するv2018.3の新機能は「ダッシュボードに「編集可能なナビゲーションボタン」が追加」です。

ダッシュボードに追加要素として「編集可能なナビゲーションボタン」が配置出来るようになります

実際にどのようなブツが使えるようになるのか、ワークブックを作成しながら見ていきましょう。まずは素材となるダッシュボードを2つ、用意しました。

遷移元となるダッシュボードの任意の場所に、オブジェクトの「ボタン」をドラッグアンドドロップします。すると以下の様な三角矢印画像の要素が配置されました。要素メニューから「ボタンを編集」を選択。

「ボタンを編集」ダイアログでは幾つかの要素を設定・変更出来るようです。まずは遷移先。これはこのボタンを押下した時にどこに画面遷移させるかを指定するものです。ここではもう1つのダッシュボードを選択しました。

ボタンに表示するイメージの選択も可能です。「選択」ボタンを押下し、

任意の画像を設定。

そして「ツールヒント テキスト」はマウスカーソルを合わせた時にポップアップ表示されるテキストメッセージとなります。

準備が整いました。ダッシュボードを「プレゼンテーションモード」で表示させます。

作成したナビゲーションボタンをクリックすると、

以下の様に指定した別の画面に遷移する事が出来ました!

まとめ

というわけで、Tableau 2018.3の新機能「ダッシュボードに「編集可能なナビゲーションボタン」が追加」のご紹介でした。

任意の画面に遷移可能な当機能がダッシュボードに追加出来る様になった事で、より便利に使い易いダッシュボードが作れそうですね。