Tableau Tips: ランキング(順位)の時系列遷移を見える化する

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昨日2014/09/06に米国ニューヨークで行われたテニスのグランドスラムである『全米オープン』準決勝にて、第10シードの錦織圭選手が第1シードのN・ジョコビッチ選手(世界ランク1位!)を破り、日本人選手初&アジア人選手初の決勝進出を果たしました!

開催時刻は日本時間の夜中であった為ライブ観戦した人はそこまで多くなかったとは思いますが、朝のニュースではこの快挙が真っ先報じられ、各方面で賑わいを見せている事と思います。

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この勝利を受け、錦織選手の世界ランキングも自己最高を更新する世界第8位となる事が確定した模様です。いや〜凄いですね〜。

そこで今回はこの快挙を祝して(?)、錦織選手のこれまでの世界ランクを時系列で追って見るグラフをTableauで作成してみたいと思います。

今回は『ランキング(順位)』が数値指標となるため、従来のグラフとは若干値の扱いが異なって来ます。果たしてTableauで表現出来るのでしょうか?...実は従来の操作に一手間加えるだけでいとも簡単に実現出来てしまいました。当エントリではこの『ランキング(順位)』にちなんだTableauコンテンツ作成の手順を御紹介してみたいと思います。

目次

 

Tableauビュー作成サンプル: 1.錦織圭選手の世界ランキング遷移

ランキング推移のデータを作成するにあたり、以下の情報を利用させて頂きました。デビュー当初から現在までの戦績及びランキングの推移を非常に詳細に網羅されているファンサイトになります。ありがとうございます!

サンプルデータはシンプルに日付・ランキング・そして備考情報の3点です。2006年から2014年現在までのレコードを集めてみました。

TennisPlayerWorldRanking2

EXCELファイルを読み込んだ後、[日付]を列に、[世界ランキング]を行にドラッグアンドドロップ。そして列に配置した日付の要素を右クリックし[正確な日付]を選択。線グラフは表示されましたが見たい向きはこの形ではありませんね。

TennisPlayerWorldRanking3

世界ランキングの軸の部分を右クリックし、[軸の編集]を選択。

TennisPlayerWorldRanking4

総計の箇所で[反転]にチェックを入れて[OK]を押下。

TennisPlayerWorldRanking5

すると、ランキング部分が上下反転し、意図した形に表示されるようになりました!見てみると2010年に一度ランキングを大きく落としていますが、そこから持ち直し、日本記録を更新、そして今回晴れて世界ランキングベスト10入りの快挙となった訳ですね。凄い!

TennisPlayerWorldRanking6

 

Tableauビュー作成サンプル: 2.プロ野球セリーグのチーム別順位遷移

順位のサンプルでもう一つ、作ってみたいと思います。同じスポーツの分野、プロ野球のセリーグ全6球団の平成元年からの順位遷移です。

データ構造は年度(Tableau利用の都合上、一律その年の12/01にしています)、チーム、順位の3つ。1989年(平成元年)から現在までのデータを作成しています。

npb-ranking

[年]を列、[順位]を行、そして[チーム]を[色]マークに落としこむと、良くスポーツ新聞・雑誌等でも見るような順位の遷移グラフが出来上がりました!Tableau選定の色味だとチームカラーと若干異なっていたので、色の編集でそれっぽい色に近付けています。

npb-ranking-view

まとめ

以上、Tableauに於ける『ランキング(順位)』データのグラフ化に関する解説でした。業種や業界に拠っては、今回解説したような商品や対象のランキングを出すようなケースも出てくるかも知れません。その際Tableauでは一手間加えるだけでその内容を見える化出来るという事を覚えておいて頂けますと幸いです。

また、錦織選手には決勝戦も是非とも頑張って頂き、更なる偉業を成し遂げて欲しいところですね。このブログを書いているのは(Tableau Conference 2014参加の為のシアトル出発前の羽田空港ですが、全米オープンの地には松岡修造氏はやはり訪れているのでしょうか。松岡修造氏の行く所猛暑がやってくるという言われがあるようですが、シアトルの地は猛暑だったりするのでしょうか。開催地はニューヨークでこれから向かう先はシアトルなので距離的には大丈夫そうでしょうか。油断は禁物です。こちらからは以上です。

参考情報:
Rank of Rank | Tableau Public