Tableau 10.3新機能:ツールヒント内の選択機能でデータの相関関係が理解しやすくなりました #tableau
Tableau各種プロダクトは現在バージョン10.3のベータ版が展開されている状況となっています。下記サイトにその機能の一覧が紹介されていますが、ベータ版プロジェクトに参加することで各種機能を実際に試してみる事が出来ますので、リリース前ではありますが早速挙動を試してみたいと思います。
当エントリでご紹介するTableau 10.3新機能は『ツールヒント内の選択機能』です。
『ツールヒント内の選択機能』により、Viz上で選択したデータの 相関関係がひと目で理解出来るようになりました
機能を確認するためにサンプルVizを作ってみます。毎度お馴染み『スーパーストア』のデータを使い、市区町村毎の売上を円で表示、売上額をサイズで表現してサブカテゴリを色で表現してみました(更にオマケでMapboxで地図レイヤーをオシャレにしてみました)。
当エントリで紹介する機能は『マーク』の『ツールヒント』で設定可能です。『カテゴリ別の選択を許可』チェックボックスが選択されていると機能が利用出来る形となります(デフォルトで選択状態でした)。
試しに任意の円マークを選択し、いくつか設定されている要素の中から『都道府県』の情報(神奈川)を選択してみます。すると...
地図上に表示されている要素の中から、神奈川県内のデータがハイライト表示されました!
また、別の要素としてサブカテゴリ(アプライアンス)を選択してみます。すると日本全国のアプライアンスのデータがハイライト表示されました!
まとめ
以上、Tableau 10.3新機能『ツールヒント内の選択機能』に関するベータ版内容のご紹介でした。このような形で、任意の情報がどのような形で分散・マッピングされているかという情報を見るにはとても便利な機能ですね!色々使い勝手がありそうです。