[Amazon Connect] Login/Logout Reportについて
1 はじめに
AIソリューション部の平内です。
Amazon Connect(以下、Connect)では、ユーザーのログイン・ログアウトの時間の一覧を生成することができます。 また、検索条件を保存したり、作成したレポートを共有したり、スケジュールして定期的に生成することもできます。
2 ログイン/ログアウト レポート
ログイン/ログアウトレポートは、メトリックス及び品質 > ログイン/ログアウトレポートから表示します。
表示されたページで、検索対象を設定し、レポートの生成をクリックします。
取得できるデータは、下記のようなもので、ログイン・ログアウト(期間)の一覧で、タイムゾーンで指定した時間で表示されます。
3 検索対象設定
検索対象には、時間範囲とフィルタ条件ー設定可能です。
ログイン・ログアウトのレポートは、最大1000件までしか検索できないので、超えないようにフィルターなどで検索対象を絞る必要があります。
(1) 時間範囲
時間範囲は、下記の6種類から選択します。
なお、カスタムの時間範囲は、時間ではなく、日を指定するもので、最大7日間しか設定できません。 下図は、開始日を2/1とした時、終了日が2/1〜2/7からしか選択できないようになっている様子です。
(2) フィルター条件
フィルター条件は、下記の4種類から選択できます。
エージェントは、一人のエージェントしか選択できません。
ルーティングプロファイルでは、複数のルーティングプロファイルが選択可能で、このルーティングプロファイルを使用している全てのエージェントが、検索対象になります。このフィルタが比較的使いやすように感じます。
4 保存
右上の「保存」メニューから、下記のメニューが利用可能です。
(1) 名前を付けて保存
名前を付けて保存を使用すると、現在の設定内容を保存することができます。
保存した設定は、メトリックスおよび品質 > 保存されたレポートで見ることができます。
レポート表示の画面で、ログイン/ログアウトレポートのタブを開くと確認できます。なお、ここに表示されているのは、あくまでも設定であり、開いた時に表示されるのは、最新(現在時)の検索結果です。
(2) CSVのダウンロード
CSVのダウンロードを使用すると、検索結果をCSV形式のファイルをダンロードできます。
"エージェント",名,姓,ルーティングプロファイル,ログイン,ログアウト,期間,エージェント階層レベル 1,エージェント階層レベル 2,エージェント階層レベル 3,エージェント階層レベル 4,エージェント階層レベル 5 User001,User,001,Profile001,2019/02/21 3:23:00,2019/02/21 3:23:08,8,-,-,-,-,- User001,User,001,Profile001,2019/02/21 3:23:25,2019/02/21 3:23:30,5,-,-,-,-,- User002,Uaser,002,Profile002,2019/02/21 3:23:40,2019/02/21 3:23:45,4,-,-,-,-,- User003,User,003,Profile002,2019/02/21 3:24:02,2019/02/21 3:24:06,4,-,-,-,-,- User003,User,003,Profile002,2019/02/21 3:24:13,2019/02/21 3:25:08,55,-,-,-,-,- User003,User,003,Profile002,2019/02/21 3:25:40,-,-,-,-,-,-,-
(3) レポートの共有
レポートの共有では、他のユーザとレポートを共有することができます。
(4) スケジュール
スケジュールを使用すると、定期的にレポートを生成し、S3上に蓄積することができます。
スケジュールは、繰り返し設定で、日別若しくは、週1回を選択します。
配信オプションでは、S3の保存先にプレフィックスが設定可能です。
作成された、スケージュールは、メトリックスおよび品質 > 保存されたレポートに一覧されます。
5 最後に
今回は、Connectの機能である、ログイン・ログアウトのレポートについて、確認してみました。 検索条件や、スケジュールをうまく設定し、運用支する有効なレポートが作成できると効果的だと思います。
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