[Amazon Connect] Login/Logout Reportについて

2019.02.21

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1 はじめに

AIソリューション部の平内です。

Amazon Connect(以下、Connect)では、ユーザーのログイン・ログアウトの時間の一覧を生成することができます。 また、検索条件を保存したり、作成したレポートを共有したり、スケジュールして定期的に生成することもできます。

2 ログイン/ログアウト レポート

ログイン/ログアウトレポートは、メトリックス及び品質 > ログイン/ログアウトレポートから表示します。

表示されたページで、検索対象を設定し、レポートの生成をクリックします。

取得できるデータは、下記のようなもので、ログイン・ログアウト(期間)の一覧で、タイムゾーンで指定した時間で表示されます。

3 検索対象設定

検索対象には、時間範囲フィルタ条件ー設定可能です。

ログイン・ログアウトのレポートは、最大1000件までしか検索できないので、超えないようにフィルターなどで検索対象を絞る必要があります。

(1) 時間範囲

時間範囲は、下記の6種類から選択します。

なお、カスタムの時間範囲は、時間ではなく、日を指定するもので、最大7日間しか設定できません。 下図は、開始日を2/1とした時、終了日が2/1〜2/7からしか選択できないようになっている様子です。

(2) フィルター条件

フィルター条件は、下記の4種類から選択できます。

エージェントは、一人のエージェントしか選択できません。

ルーティングプロファイルでは、複数のルーティングプロファイルが選択可能で、このルーティングプロファイルを使用している全てのエージェントが、検索対象になります。このフィルタが比較的使いやすように感じます。

4 保存

右上の「保存」メニューから、下記のメニューが利用可能です。

(1) 名前を付けて保存

名前を付けて保存を使用すると、現在の設定内容を保存することができます。

保存した設定は、メトリックスおよび品質 > 保存されたレポートで見ることができます。

レポート表示の画面で、ログイン/ログアウトレポートのタブを開くと確認できます。なお、ここに表示されているのは、あくまでも設定であり、開いた時に表示されるのは、最新(現在時)の検索結果です。

(2) CSVのダウンロード

CSVのダウンロードを使用すると、検索結果をCSV形式のファイルをダンロードできます。

"エージェント",名,姓,ルーティングプロファイル,ログイン,ログアウト,期間,エージェント階層レベル 1,エージェント階層レベル 2,エージェント階層レベル 3,エージェント階層レベル 4,エージェント階層レベル 5 User001,User,001,Profile001,2019/02/21 3:23:00,2019/02/21 3:23:08,8,-,-,-,-,- User001,User,001,Profile001,2019/02/21 3:23:25,2019/02/21 3:23:30,5,-,-,-,-,- User002,Uaser,002,Profile002,2019/02/21 3:23:40,2019/02/21 3:23:45,4,-,-,-,-,- User003,User,003,Profile002,2019/02/21 3:24:02,2019/02/21 3:24:06,4,-,-,-,-,- User003,User,003,Profile002,2019/02/21 3:24:13,2019/02/21 3:25:08,55,-,-,-,-,- User003,User,003,Profile002,2019/02/21 3:25:40,-,-,-,-,-,-,-

(3) レポートの共有

レポートの共有では、他のユーザとレポートを共有することができます。

(4) スケジュール

スケジュールを使用すると、定期的にレポートを生成し、S3上に蓄積することができます。

スケジュールは、繰り返し設定で、日別若しくは、週1回を選択します。

配信オプションでは、S3の保存先にプレフィックスが設定可能です。

作成された、スケージュールは、メトリックスおよび品質 > 保存されたレポートに一覧されます。

5 最後に

今回は、Connectの機能である、ログイン・ログアウトのレポートについて、確認してみました。 検索条件や、スケジュールをうまく設定し、運用支する有効なレポートが作成できると効果的だと思います。

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