Amazon EC2がWindows Server 2016をサポートするようになりました
本日、Amazon EC2がWindows Server 2016をサポートしたとのニュースがありました。
#EC2 now supports Windows Server 2016 with several new AMIs! https://t.co/s91ys0bzXL pic.twitter.com/BNznb2z6Fp
— Amazon Web Services (@awscloud) 2016年10月20日
という訳で、早速試してみたいと思います。
EC2のコミュニティAMI選択で『Window_Server-2016 Japanese』で検索すると日本語版のAMIが見つかりますのでこれで進めます。
ストレージ容量については、Cドライブ:60GB、Dドライブ:100GBで指定してみました。
以降の手順はこれまで通りの内容と特に変わらず。
リモートデスクトップ接続を行い、程無くしてWindows Server 2016環境への接続が完了しました!
ですが、ドライブの構成を確認してみたところ、見えているのはCドライブのみで、Dドライブの姿が見当たりません。あれ?
色々見てみた結果、どうやらこの手順での構成の場合、デバイス自体は認識されているもののEC2Launchが追加したEBSのオンライン、フォーマット、ドライブレターの対応を自動でやってくれていないのが原因となっている様です。ですので、この手順をひとまずは手動で実践してみたいと思います。参考にしたのは下記のサイトです。
[Windows管理ツール]から[記憶域]→[ディスクの管理]を選択。確かにDドライブは存在しているものの認識はされていない状態ですね。対象ディスクを選択し、[オンライン]を実行。
次いで、[ディスクの初期化]を実行。
パーティションスタイルは『GPT(GUIDパーティションテーブル)』を選択します。
[新しいシンプルボリューム]を実行し、
ウィザードを開始します。[次へ]を選択。
ボリュームサイズはデフォルト値のまま。
ドライブ文字の割り当てもデフォルト通りで進めます。
フォーマットの内容も同様。
ウィザードを完了させます。
程無くして、Dドライブが認識されるようになりました!
エクスプローラー経由でもちゃんと見えるようになっています。
ちなみに、Windowsインスタンスに於けるEBSのVolume指定は『xvdf』から始めるのが推奨となっています。(上記手順ではその辺意識せずデフォルト値の『xvdb』で進めていました。
この情報に従い、Dドライブ指定時にVolumeを『xvdf』として別途インスタンス構築を試みてみたのですが、現時点(2016/10/20 12:00時点)では上記挙動同様、Dドライブは認識されていない状態でした。まぁ、この辺は出て間もないですし、じきに対応されてくるものと思います。
という訳でEC2インスタンスに於ける新しいWinsows OSサポートのお知らせでした。こちらからは以上です。