AWS CLIのコマンドを補完してみる(Tabキー万歳)
AWS CLI(Command Line Interface)で 「コマンド補完」 をできるようにしました。
はじめに
サーバーレス開発部の藤井元貴です。
AWS CLIの公式ガイドを眺めていたら、コマンド補完を偶然見つけたので導入してみました。
概要
Tabを押せば、コマンドを補完してくれます。
環境
- macOS High Sierra 10.13.6
前提
AWS CLIのインストールは完了している状態とします。
AWS CLIバージョン
私が導入した際のバージョンは下記です。
$ aws --version aws-cli/1.16.89 Python/3.6.1 Darwin/17.7.0 botocore/1.12.79
導入
公式のコマンド補完に従って導入していきます。
シェルの確認
シェルによって設定方法が異なるため、まずはシェルの確認を行います。
$ echo $SHELL /bin/bash
Bashでした。
コンプリータを見つける
AWS CLIのインストール方法によって場所が異なるため、下記コマンドで見つけます。
$ which aws_completer /Users/fujii.genki/.pyenv/shims/aws_completer
この結果のパスは後で使用します。
コマンド補完を有効にする
Bashの場合は、~/.bashrc
に下記を追記します。他の場合(tcshやzsh)は、公式サイトをご覧ください。
# AWS CLI completer # https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/cli-configure-completion.html complete -C '/Users/fujii.genki/.pyenv/shims/aws_completer' aws
パスは「コンプリータを見つける」の結果を使用します。
再読込すれば完了です!!
source ~/.bashrc
さいごに
もっと早く知りたかった……。帰宅したら、自宅のMacにも導入します!!
AWS CLIの公式ドキュメントもブックマークに登録しました。