AWS CLIのコマンドを補完してみる(Tabキー万歳)

AWS CLIのコマンドを補完してみる(Tabキー万歳)

AWS CLI(Command Line Interface)で 「コマンド補完」 をできるようにしました。
Clock Icon2019.01.17

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はじめに

サーバーレス開発部の藤井元貴です。

AWS CLIの公式ガイドを眺めていたら、コマンド補完を偶然見つけたので導入してみました。

概要

Tabを押せば、コマンドを補完してくれます。

環境

  • macOS High Sierra 10.13.6

前提

AWS CLIのインストールは完了している状態とします。

AWS CLIバージョン

私が導入した際のバージョンは下記です。

$ aws --version
aws-cli/1.16.89 Python/3.6.1 Darwin/17.7.0 botocore/1.12.79

導入

公式のコマンド補完に従って導入していきます。

シェルの確認

シェルによって設定方法が異なるため、まずはシェルの確認を行います。

$ echo $SHELL
/bin/bash

Bashでした。

コンプリータを見つける

AWS CLIのインストール方法によって場所が異なるため、下記コマンドで見つけます。

$ which aws_completer
/Users/fujii.genki/.pyenv/shims/aws_completer

この結果のパスは後で使用します。

コマンド補完を有効にする

Bashの場合は、~/.bashrcに下記を追記します。他の場合(tcshやzsh)は、公式サイトをご覧ください。

# AWS CLI completer
# https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/cli-configure-completion.html
complete -C '/Users/fujii.genki/.pyenv/shims/aws_completer' aws

パスは「コンプリータを見つける」の結果を使用します。

再読込すれば完了です!!

source ~/.bashrc

さいごに

もっと早く知りたかった……。帰宅したら、自宅のMacにも導入します!!

AWS CLIの公式ドキュメントもブックマークに登録しました。

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