AWS CLIの実行結果の比較をcolordiffコマンドで確認する
はじめに
AWS CLIでDescribeした結果を見比べる時にdiffコマンドを使うことがあると思います。 今回はdiffの結果を色付けしてくれる colordiff コマンドについてご紹介します。
インストール
Macを使用しているのでbrewでインストールしました。
brew install colordiff
Mac以外で使用したい場合もLinux/BSDでパッケージ化されていますので簡単に使用できます。 colordiff | Availability of colordiff with your Linux/BSD distribution
使ってみる
オプションはdiffコマンドのオプションがそのまま使えます。 前回、以下ブログで「diff」により既存DBインスタンスとリストアしたDBインスタンスの差分を確認しましたのでこちらの結果を「colordiff」を使って確認してみましょう。
オプションなし
-u オプション (unified形式)
差異のある箇所を[-]と[+]記号で表します。
-u -U NUM --unified[=NUM] Output NUM (default 3) lines of unified context. --label LABEL Use LABEL instead of file name. -p --show-c-function Show which C function each change is in. -F RE --show-function-line=RE Show the most recent line matching RE.
-c オプション (context形式)
差異のある行から前後に数行表示し、変更点は[!]で表します。
-c -C NUM --context[=NUM] Output NUM (default 3) lines of copied context.
-y オプション (結果を2カラムで表示)
結果を横並びで表します。
-y --side-by-side Output in two columns. -W NUM --width=NUM Output at most NUM (default 130) print columns. --left-column Output only the left column of common lines. --suppress-common-lines Do not output common lines.
横並びで表示され比較がしやすいと思います。
文字が全部表示されない場合は-w
オプション、差異だけ表示したい場合は--suppress-common-lines
を使用して実行してみてください。
TIPS
パイプに渡してless -R
コマンドも使用できます。
colordiff -u file1 file2 | less -R
まとめ
いかがでしたか。AWS CLIでDescribeした結果の差異がカラーで表示されるわかりやすくなったかと思います。是非installしてcolordiffを使ってみてください。