(レポート) AWS導入ガイド 2017年版: クラウドが変化させる今のIT・これからのIT ~今だからこそクラウドをおすすめする理由~

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はじめに

本記事は10/4(水)にオンラインで開催された「AWS導入ガイド 2017年版 〜 オンプレからの移行、運用・監視、セキュリティ対策 〜」のセッション「クラウドが変化させる今のIT・これからのIT ~今だからこそクラウドをおすすめする理由~」のレポートです。

クラウド導入の効果は、決してコスト削減だけではありません。クラウドの導入により企業のITの形は大きく変化し、コスト削減以上の効果をもたらします。本セッションでは、進化するAWSのIaaSから、PaaS、SaaSへと領域の広がりとその価値について、事例を用いて解説します。

講師はアマゾンウェブサービスジャパン株式会社の斉藤竜太様。

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レポート

クラウドの状況

・クラウドは止められない流れ。
・Amazonは単にECサイトをやっているだけでなく、いくつもの新しいサービスを出している。
 ・昨日発表になったのがAlexa
 ・PrimeやFleshなど様々なサービスが展開。
 ・その多くがAWSを基盤として使用し提供している。
・Amazonがグループ全体で使用し提供しているクラウドがAWS。
・日本国内では10万以上の(お支払いまで頂いている)お客様がいらっしゃる。
・サービスの拡充に伴ってリージョン(データセンター)も拡大。
 ・米国内でも拡大、中国やインドでも提供。

今のIT

・クラウド導入が加速している理由、メリット。
 ・好きな時に好きなタイミングで好きな量だけ使うことができる。
 ・かつ、使った分だけしか課金されない。
 ・何か新しいビジネスやサービスを始める時に無駄な投資が発生しない、駄目元でやってみることができる。
 ・ビジネスがスケールすればそれに応じてインフラに投資すればいい。
 ・様々なサービスを活用することでより早くサービス開発が可能。
・クラウド移行後にどんどん利用費用が膨らむのではないか?という疑問。
 ・ユーザーが使えば使うほど規模の経済が働いてコストがダウンする。
 ・サービスインしてからすでに61回の値下げを実施。
 ・何もしなくてもコストがどんどん下がる、というお客様の声もよく聴く。
・通常発生するイニシャルコストを削減し、運用するコストに変える。
 ・守りのITから攻めのITへ。
・90以上のサービスを上手く組み合わせることでビジネスの展開をスピードアップ。
・複数のユーザーからもメリットを感じる声。

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・毎年新しいサービスがリリース。Developers.IOを見れば速報がすぐ発見できる。
・AWSとしてどのようにセキュリティに取り組んでいるか。
 ・データセンターの明確な場所は公開していない。公開していないことがセキュリティになる。
 ・専門部隊が24時間365日運用。
 ・世界各地に様々なコンプライアンス認証を取得しているので安心して使って頂ける。
・金融系・パブリックセクター・医療など様々なコンプライアンスに対応。
・安心・安全な通信環境を構築するためのサービスを提供。
・セキュアなアプリケーションを構築するためのサービスも数多く提供。
 ・パートナーのソリューションを上手く活用し、安心安全にAWSを使って頂きたい。
・アベイラビリティゾーンによって高い可用性と堅牢性を実現。
 ・S3であれば99.999999999%の耐久性、高いサービスレベルで提供。
・国内でDRを行いたいお客様向けにOsaka Local Regionを提供開始。
 ・東京リージョンを使っている方のバックアップサイト向けのリージョン。
 ・2018年に利用可能に。
・クラウド導入時にご安心いただくために。
 ・日本準拠法を選択可能。
 ・サービスコンソールも日本語化。
・AWS単体ではお客様の支援ができないこともある。
 ・エコシステムの広がりは重要。
 ・ユーザーコミュニティ(JAWS、E-JAWS)で地に足のついた情報を得ることができる。
AWS Snowball。東京リージョンで一般提供開始。
 ・オンプレミスにある大きなデータをネットワーク経由で転送するのは大変。
 ・現実的に移行できないパターンもある。
 ・ベータ環境で移行した事例が多数存在。
 ・大きなデータを移行する際の選択肢として有効活用して頂きたい。
・AWSをどこから初めていいか分からない人向けに。
 ・Amazon Lightsail。起動したいアプリケーションを必要なスペックで簡単に起動。
 ・通常必要な一般的な設定をLightsailによって実施。

これからのIT

・今、クラウドを利用するべき理由。
・ITのトレンドはIoT、ビッグデータ、AI。
・クラウドは様々なソリューションに柔軟に対応可能。
 ・大量データの分析や実行が可能に。
 ・データの取り方、分析の仕方、出力がどんどん変化しているし今後も増えていく。
・IoTにAWSを活用しているお客様。

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・AIや機械学習を活用しているお客様。

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・是非AWSをご活用頂きたい。

さいごに

今回のイベントの対象である、これからAWSを導入・活用されたい方のために、AWSをとてもわかりやすくご説明頂きました。