Amazon FreeRTOS用の評価デバイスをチェックしてみた #reinvent #freertos

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

Las Vegasにて絶賛開催中のre:Inventですが、初日のキーノートで発表になったAmazon FreeRTOSについてのセッションIOT212「NEW LAUNCH!: Amazon FreeRTOS: IoT Operating System for Microcontrollers」で、Amazon FreeRTOSに対応したデバイスが配布されたそうです。そのデバイスを借りることができましたので紹介レポートです。

開封の儀

外箱から引き出すと、中に製品名やURLが書かれた中蓋があります。

中蓋を外すと基板が出てきます。

BGAパッケージのプロセッサや、WiFi無線LANモジュールが見えています。FCC IDは記されていますが、Telecのロゴは残念ながら見あたりません。日本の技適は無さそうです。

裏側には拡張コネクタが見えています。100ピンのコネクタが二つですから、なかり多くのピンが引き出せるようです。

どんなデバイス?

配布されたデバイスはいわゆる評価基板です。NXP社/Embedded Artists社の製品で、"LPC54018-based IoT Module powered by AWS"と記されています。

どんなデバイスなのか少し調べてみました。資料によると、LPC54018とはNXP社の、Cortex-M4FアーキテクチャのMCUで、180MHz動作、メモリは360kByteのSRAMと、比較的規模の大きなマイクロコントローラとなります。規模が大きいと言っても、Arduinoよりはかなり大きいのですが、Raspberry Piに使われているプロセッサよりは全然小さく、Linuxは動かないくらいの規模感です。

本製品の主な諸元を示します。

製品名 LPC54018-based IoT Module powered by AWS
型番 OM40007
MCU LPC54018 ARM Cortex-M4 core 180MHz SRAM 360kByte
Flash 16Mbyte SPI-interface
WiFi Longsys GT1216 Wi-Fi (IEEE 802.11b/g/n) module based on Qualcomm QCA4004
電源 5V、拡張コネクタまたはUSBを使用
 Certification CE and FCC Certified

開発方法

こちらの記事で、Amazon FreeRTOSのソース一式を作成して、ZIPファイルをダウンロードしますが、その中にREADME.mdファイルが含まれています。そこに開発ツールについての説明があります。このNXP社の"LPC54018-based IoT Module"の場合は、IAR IDEを使うと書かれています。IAR IDEでファームウェアをコンパイルしたあと、デバッグアダプターを使ってファームウェアを書き込む必要があるようです。残念ながら、いま手元にはデバッグアダプタがありませんでしたので、動かして試すことができませんでした。

ダメ元で試す

ちょっと悔しかったので、ダメ元で動かそうとしてみました。USBにはDFU(Device Firmware Upgrade)という規格があり、このタイプのデバイスはDFUに対応しているものが多いのです。もしかしたらと淡い期待を持ちつつPCを接続してみたのですが、LEDは点滅するものの、USBは無反応でした。残念。

参考