【レポート】Greengrass Basic Workshopの概要 #reinvent #IOT204

2017.12.18

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はじめに

Classmethod CANADA 塩谷です。

re:Invent 2017のセッション「IOT204 - AWS Greengrass Basic Workshop」に参加したブログを書きましたが、今回はGreengrassの概要について書きたいと思います。

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セッション資料

Greengrassとは

・AWS処理機能をデバイス上に拡張しているため、
クラウドを活用しながら多くのデータをローカルで処理することができる

・デバイスをクラウドに接続することなく、ローカルネットワークにおいて
デバイス相互で安全に通信し、メッセージをやり取りできる

・ローカルデバイスは、ローカルネットワーク上で相互に安全に通信しながら、
情報のソースに近いデータを収集して分析できる

・クラウドでサーバレスコード(Lambda)を作成してコードをデバイスに簡単にデプロイし、
ローカルでアプリケーションを実行できる

2画像Greengrass_is_software

・相互に通信するように構成されたGreengrass Coreと他のデバイスが定義されるグループ

・Greengrass CoreはLambda、messaging、device shadow、セキュリティの
ローカル実行を可能にするランタイム

・クラウドと直接やりとりする
・IoT Device SDKを使用するデバイスは、ローカルネットワーク経由で

Greengrass Coreとやりとりするように設定できる

3画像AWS_Greengrass

Greengrass Coreの要件

4画像requirements

AWS Greengrass--Group in Detail

・AWS Greengrassグループの定義
Greengrass Coreが1つ必要
以下の設定も必要
 -> Lambda
 -> Greengrass Aware Devices(GGAD)
 -> Subscriptions
 -> Deployments

・AWS Greengrassグループの設定
 -> AWS Greengrassグループロール
 -> ログ設定
 -> 証明書とローカル接続の構成
 -> AWS Greengrassコア接続情報

・AWS Greengrass Core

・Lambda関数の定義

・サブスクリプションの定義(ルーティングルール)

・デバイス定義(GGADs)

おわりに

「IOT204 - AWS Greengrass Basic Workshop」にて学んだGreengrassの概要でした。
ワークショップについてはこちらになります。

【レポート】Greengrass Basicのワークショップに参加しました #reinvent #IOT204

参考資料

こちらの資料も参考にしました。
AWS Greengrass開発者ガイド