AWS Lambda で Python 3.8 ランタイム がサポートされました
AWS チームのすずきです。
Python 3.8 をサポートした AWS Lambda、試す機会がありましたので紹介させていただきます。
マネジメントコンソール
ランタイム
「Python 3.8」を、Lambda関数のランタイムとして選択可能になりました。
関数コード
Python 3.8 でサポートされた「セイウチ演算子」(:=) を含むコード、テスト実行してみました。
実行コード
import sys def lambda_handler(event, context): if (a := sys.version_info): print(a)
結果
Python の マイナーバージョン「8」である事を確認できました。
sys.version_info(major=3, minor=8, micro=0, releaselevel='final', serial=0)
まとめ
2019年10月にリリースされた Python 3.8、 AWS Lambda で利用が可能となりました。
AWS Lambda のランタイムサポート、Python に ついては廃止スケジュールは提示されていませんが、 python.org では、Python 2.6 は 2020年1月、Python 3.6 は 2021年12月の エンドオブライフ(EoL) が案内されています。
- AWSドキュメント: ランタイムサポートポリシー
- Python Developer’s Guide: Status of Python branches
CloudFormation 対応や ブループリント(設計図) はこれから整理されると思われますが、 Pythonコードの実行環境として AWS Lambdaを利用する場合には、 サポート期間の長さが期待できる Python 3.8 のランタイムも候補としてご検討ください。