【アップデート】Amazon CloudFrontに新たに6つのエッジロケーションが追加されました【東京には2つ】
AWSにおけるマネージドCDN(Contents Delivery Network)、Amazon CloudFrontに、新しく世界に6つのエッジロケーションが追加されました!!
追加されたロケーション
追加された6つのロケーション一覧はこちら。
- Perth, Australia
- Chennai, India
- Rio De Janeiro, Brazil
- Los Angeles, California
- two additional Edge Locations in Tokyo, Japan.
これにより、2018年1月5日時点、全世界で113のエッジロケーション(102個のエッジロケーションと、11個のリージョン別エッジキャッシュ)が、世界56都市、24カ国で提供されることになります。
ちなみに日本では、今回のエッジロケーションの追加により、大阪に1つ、東京に7つ、計8つのエッジロケーションが設置されています。
エッジロケーションが追加されると何が嬉しいのか?
CloudFrontのパフォーマンス(最適なEdgeへのレイテンシ)が改善されます。
CloudFrontでは、CloudFront DNSにおいて、クライアントのIPアドレスから位置情報DBを利用して、一番近い最適なエッジロケーションにアクセスを誘導し、そこからコンテンツが配信される仕組みとなっています。
そのため、エッジロケーションが増えれば増えるほど、エッジロケーションまでのレイテンシが減少する可能性が高くなり、ひいては、CloudFrontを利用したサイト全般のパフォーマンスが向上することが期待されます。
これからのCloudFrontの進化に期待
CloudFrontは、AWSのサービスの中ではそれなりに歴史が長いサービスだと思いますが、今でも定期的にアップデートがあり、進化を続けているサービスで、Lambda@Egdeも機能に加わり非常に高機能なCDNサービスとなりつつ有ります。
現在の公式ページには、こんな感じで東京への接続ポイント設置のお祝いメッセージが記載されていたりもします。
高機能になりすぎて、逆に使いこなしが難しかったりもするかもですが、小さなコストで劇的にWebサイトのパフォーマンスを向上できる可能性もありますので、今まで触ったことが無い方は、これを機に試してみてはいかがでしょうか。
クラスメソッドでは、CloudFront導入キャンペーンもやっておりますので、よろしければどうぞ。
それでは、今日はこのへんで。濱田(@hamako9999)でした。