表示形式詳細解説:Horizonal bar chart(水平棒グラフ) #quicksight #02 | Amazon QuickSight Advent Calendar 2016

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当エントリは『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』の02本目のエントリです。

昨日の01本目のエントリは『利用可能な表示形式一覧』でした。

現在開催されている『AWS re:Invent 2016』の直前に一般利用可能となったAWSによるBIサービス、Amazon QuickSight。発表されたばかりですが、早速Amazon QuickSightを使い倒すべく色々な切り口でその内容について見て行きたいと思います。

02本目となる当エントリでは、Amazon QuickSightの表示形式のうちの1つ、『Horizonal bar chart(水平棒グラフ)』の内容について見て行きたいと思います。

Bar chart(棒グラフ):概要

Amazon QuickSightでは、水平方向または垂直方向での、下記の棒グラフをサポートしています。

  • 単一メジャー
  • 複数メジャー
  • クラスタ
  • 積み上げ
  • 積み上げ100%

任意のディメンションにおけるメジャーの値を表示させるために単一または複数のメジャーで棒グラフを表示させたり、 クラスタ化された棒グラフを使って別のディメンションでグループ化されたディメンションの単一のメジャー値を表示したりする事が出来ます。例えば、地域別にグループ化された週別の売上高等です。

積み上げ棒グラフを作成するためには、積み上げ棒グラフの表示形式のいずれかを使用します。

積み上げ棒グラフは2つのディメンションのメジャーを表示するという店でクラスタ化した値を表示する棒グラフと似ていますが、それぞれの子ディメンションの値を親ディメンションでクラスタ化する代わりに、積み上げ棒グラフでは親ディメンション毎に1つのバーが表示され、バー内のカラーブロックが設定され、子ディメンション内の各アイテムの相対的な値が表示されます。

Amazon QuickSightでは、通常の積み上げ棒グラフと、100%スケールの積み上げ棒グラフの双方が用意されています。前者は各項目の合計を基準にして表示されますが、後者は百分率で表示されます。例えば、以下の積み重ね棒グラフでは、南部地域(South)の売上高は$2735.51、うちフロリダ(FL)で$1260.55、テキサス(TX)で$1474.96でした。

stacked-bar1

stacked-bar2 stacked-bar3

下記の積み上げ100%棒グラフでは、同じデータを百分率で示しています。南部地域(South)では100%、フロリダ(FL)ではその州の収入の割合として約46%、残りの約54%をテキサス(TX)が占める形で表示されています。

stacked-bar4

stacked-bar5 stacked-bar6

Horizonal bar chart(水平棒グラフ)について

水平棒グラフ(Horizontal bar chart)の表示形式を使って、単一または複数メジャー、更にはクラスタ化された棒グラフを作成する事が出来ます。

  • 単一メジャーを用いた棒グラフでは『フライトナンバーによる平均遅延時間』のような、1つのディメンション(切り口)における1つのメジャー(数値)項目を示します。
  • 複数メジャーを用いた棒グラフでは『自動車モデル毎の売上合計や利益合計』のような、1つのディメンション(切り口)に対する2つ以上のメジャー(数値)項目を表示します。
  • クラスタ化された棒グラフでは、『自動車モデル別の販売合計をメーカー別にグルーピングしたもの』のような関連するディメンション(切り口)別にグループ化された値を表示します。

水平棒グラフを作成するには、Y軸に対するディメンションと、値となるメジャーを使います。

ディメンションは通常、何らかの形でメジャーに関連し、より詳細な情報を表示するためのテキストフィールドとなります。(日付フィールドを使う事も出来ますが、グラフの横棒は選択したディメンション内の項目のメジャー値を表します)

水平棒グラフではグループやカラーを使用しない場合、Y軸上に最大2500のデータポイントを表示する事が出来ます。グループやカラーを使う場合だとY軸に最大50のデータポイント、グループやカラーに最大50のデータポイントを表示します。ビジュアルの表示制限を超えてデータを処理する方法の詳細については下記をご参照ください。

水平棒グラフのアイコンは以下となります。

horizontal-bar-chart

Horizonal bar chart(水平棒グラフ)の機能説明

当該表示形式でサポートされている機能の対応状況は以下の内容となります。

機能 利用可否 説明
凡例の表示 Yes
(例外あり)
複数メジャーとクラスタ化されたものについては凡例を表示しますが、
単一メジャーの場合は表示しません。
タイトルの表示 Yes
軸の範囲を変更 Yes X軸の範囲を設定可能です。
色変更 Yes
要素のフォーカスor除外 Yes
(例外あり)
Y軸のディメンションとして日付フィールドを使用している
場合を除き、チャート上のいずれの棒要素に対しても
フォーカスしたり、除外する事が可能です。
ソート Yes Y軸及び値に対して、選択したフィールドで
値を並べ替える事が可能です。
フィールドの集約 Yes 値に対して選択したフィールドに対して集計を適用する
必要があります。Y軸またはグループやカラーに選択した
フィールドに集計を適用する事は出来ません。
ドリルダウンの追加 Yes Y軸及びカラー/フィールドに対して
ドリルダウンレベルを追加可能です。

Horizonal bar chart(水平棒グラフ)の作成方法

水平棒グラフを作成するには以下の手順で行います。

  • 1.[Analysis]ページにてツールバーの[Visualize]を選択。
  • 2.アプリケーションバーの[Add]から[Add Visual]を選択。
  • 3.[Visual Types]ペインにて[horizontal bar charts]アイコンを選択。
    • quicksight-horizonal-bar-chart-01
  • 4.[Fields list]ペインにて、使用するフィールドを適切なフィールド枠にドラッグアンドドロップ。
    • 通常は、ターゲットフィールドで指定されているように、ディメンションフィールドまたはメジャーフィールドを使用します。メジャー項目としてディメンションフィールドを選択した場合、Count集計関数が自動的に適用され、数値が作成されます。
      • quicksight-horizonal-bar-chart-02
      • quicksight-horizonal-bar-chart-03
      • 単一メジャーの水平棒グラフを作成する場合、ディメンションをY軸に、メジャー(数値項目)をフィールド枠にドラッグアンドドロップします。
        • quicksight-horizonal-bar-chart-04
      • 複数メジャーの水平棒グラフを作成する場合、ディメンションをY軸フィールドに、2つのメジャー(数値項目)を値のフィールドにドラッグアンドドロップします。グループやカラーのWellは空のままにしておきます。
        • quicksight-horizonal-bar-chart-05
      • クラスタ化された水平棒グラフを作成する場合、ディメンションをY軸フィールド枠に、メジャーを値のフィールド枠に、もう1つのディメンションをグループ/色のフィールド枠にドラッグアンドドロップします。
        • quicksight-horizonal-bar-chart-06
  • 5.(オプション)1つまたは複数の追加フィールドをY軸またはグループ/色のフィールド枠にドラッグして、ドリルダウンレイヤーを追加します。ドリルダウンの追加の詳細については、下記をご参照ください。

まとめ

という訳で『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』02本目、表示形式『Horizonal bar chart(水平棒グラフ)』に関するご紹介でした。明日もお楽しみに!

参考情報