[アップデート]Amazon EC2 Auto Scalingで、スケーリングポリシーの有効/無効が設定できるようになりました!
大阪オフィスのYui(@MayForBlue)です。
Amazon EC2 Auto Scalingで、スケーリングポリシーの有効/無効が設定できるようになったので、実際にやってみました!
目次
スケーリングポリシーの有効化、無効化とは
これまではスケーリングポリシーを一時的に無効化したい場合、そのポリシーを一旦削除、再作成する必要がありました。 今回のアップデートで、削除ではなく、無効化の設定をすることで、再度使用する可能性のあるポリシーを削除する必要がなくなりました。
公式ドキュメント Amazon EC2 Auto Scaling Now Supports Enabling and Disabling Scaling Policies
実際にやってみた
マネジメントコンソールのEC2のダッシュボードからAuto Scalingグループの画面に移動します。 画面上部に「Go to the new console」というリンクがあるので、クリックすると新しいコンソール画面に切り替えることができます。
対象のAuto Scalingグループの名前をクリックして、詳細画面に移動します。
「Automatic scaling」のタブをクリックします。
スケーリングポリシーが一覧で表示されるので、対象のスケーリングポリシーにチェックを入れて、「アクション」をクリックします。
Enable/Disableが選択できるようになっています。デフォルトでは有効化されているので、「Disable」をクリックしました。
スケーリンググループの設定が「無効」になり、アクションで「Enable」が選択できることが確認できました。
とても簡単にスケーリングポリシーの有効/無効を設定することができました!
注意事項があり、進行中のスケーリングアクティビティは無効化されないこと、無効化されたスケーリングポリシーもAuto Scalingグループに追加できるスケーリングポリシーの数に引き続きカウントされるようです。
最後に
一時的にスケーリングを停止したい場合に毎回削除/再作成しなくてもよくなったので、嬉しいアップデートですね! この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
以上、大阪オフィスのYui(@MayForBlue)でした(`・ω・´)
参考リンク
Amazon EC2 Auto Scaling Now Supports Enabling and Disabling Scaling Policies