[アップデート] EFS のコスト最適化!低頻度アクセスのライフサイクルポリシーがより柔軟に設定できるようになりました!
本日の update で EFS 低頻度アクセス(EFS IA)のライフサイクルポリシーが柔軟に設定できるようになりました!
EFS IA とは?
EFS IA は昨年の re:Invent 2018 で発表され、今年の2月に GA された EFS の低頻度アクセス用のストレージになります。EFS IA の嬉しいポイントは、EFS 側でアクセス頻度をモニタリングしており、低頻度アクセスと判断されたものが、自動的に安価な EFS IA ストレージに移行してくれる点です。
EFS IA に移行することで、ストレージ料金としては 85% の削減になるので、利用状況によってはかなりの節約が見込める機能となっています。
EFS 標準ストレージ | EFS IAストレージ | |
---|---|---|
ストレージ料金 (GB-月) | $0.36 | $0.054 |
ただし、EFS IA に移行されたファイルへのアクセスは、別途、低頻度アクセスリクエスト料金 $0.012/GB が発生する点は注意が必要です。(価格は東京リージョンです)
今回の update のうれしいポイント
従来は「低頻度アクセス」の閾値は30日固定でしたが、今回の update によって14日/30日/60日/90日の4パターンから選択することが可能になりました!
先の料金表のとおり、EFS IA へのアクセスには、別途、リクエスト料金が発生するため30日固定だと使い難い環境もあったかと思いますが、選択の幅が増えたことで利用できる環境がグッと増えそうですね!
確認
簡単ではありますが、AWS コンソールで確認しておきます。EFS ダッシュボードから、ライフサイクルポリシーの編集画面を開くと・・・
選択肢が増えてますね!東京リージョンでもお使いいただけます!
さいごに
EFS IA は、リクエスト料金が発生するため「30日固定だと、ちょっと怖いなぁ」と思って、導入を見送っていたユーザーには朗報かと思います!
あらためて、EFS IA を検討してみては如何でしょうか。あたらしい update を使いこなして、最適化させていきましょう!
以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!