OracleのライセンスをオンプレからAWSに移行する

2014.08.08

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はじめに

お客様より、「オンプレ環境のOracleをAWS環境に移す際ライセンスってどう考えればよいのか?」という質問をうけました。

Oracleのライセンスの数え方

Oracle社より提供されている クラウド・コンピューティング環境におけるOracleソフトウェアのライセンス というそのものずばりの資料があります。

SEとSE1ではProcessor単位のライセンスとなります。 ここでのProcessorは1CPUソケットということで、仮想CPU(vCPU)は4つで1ソケットと換算します。5vCPUであれば切上げして2ソケット、2Processorライセンスが必要となります。

2サーバーがそれぞれm1.small(1vCPU)つかっている場合は,サーバーがわかれているので2Processorライセンスとなります

EnterpriseエディションではProcessor単位のライセンスですがvCPUに0.5の係数を掛けます。1プロセッサあたり8vCPUが利用可能です。 (甲木さん御指摘ありがとうございました。)

2014/8/8に確認した情報です。ライセンスについては適宜変更されますので、必ず元の文章を必ず確認してください。

まとめ

1Processor = 4 vCPU(EEは 8 vCPU)を覚えておけば安心です。またこのモデルは、Microsoft AzureとAWSのみ対象とのことでした。他の環境ではどうなるのか興味がありますが、それはまたの機会ということで。

ではでは。