[レポート] WPS203-AWSと教育: 教育の中のイノベーション (2/3)   #reinvent

[レポート] WPS203-AWSと教育: 教育の中のイノベーション (2/3) #reinvent

Clock Icon2019.12.13

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AWS re:Invent 2019で実施されたセッション WPS203 - AWS Educate: Innovation in education の内容をレポートします。

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セッション情報

概要

AWS教育、イノベーション、音声AI、機械学習、および深層学習に関連するトピックに関する、高等教育のリーダー達による10分間の強力なライトニングトークに参加してください。

前説

イノベーションを加速させるために、高等教育は重要な役割を持っています。今回は3つの異なる機関のリーダーにイノベーションについて、どう考え、どう取り組んでいるのかを紹介します。

この内の二人目、Noah Giftさんの登壇内容です。

登壇者

トーク内容

  • 伝統的な教育のバックグラウンドは持っていない
  • サンフランシスコで10年働いた後、東海岸に移動した

  • 仕事と教育にミスマッチがあることに気づいた
  • サンフランシスコに居た時、Pythonから始め、iOS、Hskell、C#を学んだ、これはランニングマシーンのようなものだった(次々に学びを続ける、という意味かな)
  • 開発者として学びながら学位を取ることもある、伝統的な教育機関で学ぶこともある
  • この2つの事を合わせても、卒業生のうち40%は学位も訓練も仕事を得るには役に立たなかった
  • また、過去10年間で学生の借金は2倍になっている

  • 特にベイエリアで全ての会社がソフトウェアの会社である
  • 誰もがソフトウェアはクラウドで動いてると認識している
  • 全ての企業がクラウド人材を必要としている
  • 伝統的な大学でも、非常に優秀な学位がある
  • クラウドに必要な人材を見つけるために、現在何が問題なのかを調べた

  • 私はいくつかの大学でAWS認定のクラブのようなものを作った
  • MSBA (MSBA - Master of Science in Business Analytics) は今かなりアツい学位
  • 機械学習とデータサイエンスを知っているだけだけでなく、AWS認定を取得している学生もいた
  • UC Davis (University of California, Davis | UC Davis) の75%がクラウドプラクティショナーの認定を受け、機械学習の認定も受けていた人たちもいた
  • AWSの資格を取得したために、仕事を得られた人もいた
  • 大学の学位、(AWSの)資格、ポートフォリオ、を3つの脅威と呼んでいて、とても需要があるが、そんな人はめったに居ない

  • UC Davisでは最初にAWSの教育をとても丁寧に受けられる
  • DeepLensやDeepRacerなどを取り入れ、大学院レベルのコースまである
  • 非常にやる気と才能のある大学生自身がクラウドについてより多く学ぶことができる

  • クラウド人材の問題を解決することの一つはリベラルアーツ、音楽、ビジネスなどの学位のように、クラウド認定も扱うこと
  • 多くの企業と会話して何が足りていないかを聞くと、ソフトスキルやコミュニケーションスキルが挙がる
  • コミュニケーションやライティング(Writing)の学位、それと少々のデータサイエンスとさらにAWS認定を組み合わせると、かなり強力な履歴書になる
  • さらに従業員にクラウド認定を取得することや、クラウドのトレーニングを奨励することをの重要性を企業に教える
  • そして、この絶え間ないプロセスと生涯学習のゴールを設定することを知ってもらう
  • 最後に言いたいのは、ベイエリアから逃れても、沢山の才能のある人材が居るということ
  • テネシー州、テキサス州、バージニア州など、沢山のコストの低い地域がある
  • AWSはそれらの地域を支援しているので、あとは適切な資料にアクセスするだけ

感想

Jamie Dimon (J.P. Morgan CEO) は「コミュニティと従業員に投資することが、長期的に成功する唯一の方法だ」(It’s not all about the shareholders any more: CEO group agrees to consider community, employees)

AWS認定のクラブのようなものを作った

のあたり、クラスメソッドの文化としてもあって、良いなと感じました。

また、特にテクノロジー企業で活躍したい現代の学生の方が、限られた時間を有効に使って、どんな学位やスキルを身につけると役立つか、が分かるセッションだったのではないでしょうか。これはアメリカの話しでしたが、日本でも同じように適用できる話だと思います。

参考

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