[レポート] サーバーレスアプリケーションでビジネスイノベーションを加速する GPSBUS210 #reinvent

[レポート] サーバーレスアプリケーションでビジネスイノベーションを加速する GPSBUS210 #reinvent

AWS re:Invent 2019 GPSBUS210 - Accelerate business innovation with serverless applicationsのセッションレポートです。
Clock Icon2019.12.09

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AWS re:Invent 2019 GPSBUS210 - Accelerate business innovation with serverless applicationsのセッションレポートです。AWSパートーナーがお客様のサーバーレス導入を支援するためにどうすればよいかを説明していました。その中でAWS自身がどのようにサーバーレスに取り組んだのか、サーバーレスのビジネス価値、顧客事例などを説明していました。

セッション情報

登壇者

  • Santiago Cardenas - Sr. Partner Solutions Architect - Serverless, Amazon Web Services
  • Emily Shea - Partner Business Development Manager - Serverless, Amazon Web Services

概要

Although this Global Partner Summit session is open to anyone, it is geared toward current and potential AWS Partner Network Partners. Serverless technology allows you to build modern applications with increased agility and lower total cost of ownership. You can focus on product innovation and shorten your time-to-market without worrying about provisioning, maintaining, and scaling servers for backend components such as compute, databases, storage, stream processing, and message queueing. In this session, learn how to start innovating with serverless services like AWS Lambda, Amazon API Gateway, Amazon EventBridge, and AWS Step Functions. We conclude the session with customer stories of accelerating innovation and driving business value with the help of our APN partners.

動画

スライド

https://d1.awsstatic.com/events/reinvent/2019/Accelerate_business_innovation_with_serverless_applications_GPSBUS210.pdf

レポート

アジェンダ

  • サーバーレスのエグゼクティブ向けピッチ
  • それはあなたにとって何を意味するか
  • AWSサーバーレスパターンについてのカスタマーストーリー
  • どのようにパートーナーは始めればよいか

サーバーレスのエグゼクティブ向けピッチ

アマゾンではどうしたか

  • アマゾンにおける開発の変化
    • 巨大なモノリシックなシステムとOracleデータベース
    • マイクロサービスに分離
  • Two-pizzaチーム
    • マイクロサービスに向いている
  • デプロイもスケールした
    • 全体で年間に6千万件を超えるデプロイ
    • 1000を超えるチーム
  • アーキテクチャの進化
    • モノリシックなアプリケーションはテストも時間がかかる
  • マイクロサービスアーキテクチャ
    • それぞれデプロイできる
    • それぞれが永続化レイヤーを持つ

サーバーレスとは何か

  • サーバーの管理が不要
  • 柔軟なスケーリング
  • 適切なコスト
  • 自動化された高可用性
  • コンピュートだけでなくデータベースもある
  • データ処理、ストリーム処理、クエリ処理、Chatbot、オートメーション
  • よりビジネスにフォーカスできる

それはあなたにとって何を意味するか

  • サーバーレスに取り組む機会を識別する
  • サーバーレスのビジネス価値を強調する
  • 早く始めて信頼を築く
    • デモプロジェクト
    • 高可用性を組み込む
  • 最初の成功を作る
    • ミッションクリティカルなシステムに取り組む
    • モノリシックなアプリケーションを徐々にサーバーレスにリファクタリングする
    • EC2からコンテナに移行するルートもあるが、一気にサーバーレスに移行するルートもある

AWSサーバーレスパターンについてのカスタマーストーリー

  • RE/MAX INTEGRA & Slalom Build
    • アプリケーションの現代化とアーキテクチャの見直し
    • 革新的な新機能への機会が開かれた
  • Gemological Institute of America & Trek10
    • オンプレミスからサーバーレスへ
    • DynamoDBを利用
    • Active-Activeのマルチリージョン構成
  • New10 & DataDog, Snyk
    • CI/CDパイプライン
    • 開発速度が75%増加
    • 脆弱性スキャンの時間を35%削減
  • MasterStream ERP & Stackery, Epsagon, Protego
    • オンプレミスからサーバーレスへ
    • マーケットに届ける時間を30%削減
    • TCOを80%削減

どのようにパートーナーは始めればよいか

感想

概要に AWS Lambda, Amazon API Gateway, Amazon EventBridge, and AWS Step Functions という記述があったのでこの辺りのサービスを組み合わせてサーバーレスアプリケーションを作る構成例を聞けるかと思って参加しました。結果的にはAWSパートーナーがお客様にサーバーレスアプリケーションの導入を支援するためにはどうすればよいかという内容で、ちょっと期待していたものとは違いました。一方で、内容としてはお客様内部でサーバーレスを導入したい場合にも参考になる内容だったと思います。最後の どのようにパートーナーは始めればよいか についてもサーバーレスを導入する際のAWSパートーナーを探す方法と読み替えてもらえるとよいかと考えます。

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