【VisualStudio】非AWSプロジェクトでのAWS SDK for .NETの導入

【VisualStudio】非AWSプロジェクトでのAWS SDK for .NETの導入

Clock Icon2013.08.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

非AWSプロジェクトでのAWS SDK for .NETの導入

AWS Toolkit for Microsoft Visual Studioには下記のようなプロジェクトテンプレートが用意されています。

AWS SDK for .NET 01

上記のプロジェクトテンプレート以外のプロジェクトでAWS SDK for .NETを利用することも少なく無いと思います。

今回はそういった一般的なプロジェクトテンプレートからプロジェクトを開始した際のAWS SDK for .NETの導入方法をご紹介します。

開発環境

  • Windows 8
  • Visual Studio 2012(C#)

NuGetを用いた参照の追加

まず、最初にAWS SDK for .NETの参照設定をプロジェクトに追加します。

NuGetで追加するのが楽です。プロジェクトの参照設定を右クリックし、NuGet パッケージ管理を選択します。

開いたダイアログの右上に検索窓があるので、ここでAWSで検索を実行します。検索結果は下記の様になります。

AWS SDK for .NET 02

(上図ではすでにインストール済みになっていますが)AWS SDK for .NETを選択し、「インストールボタン」をクリックします。

これで参照の追加は終了です。

AWS SDK for .NET用の設定ファイルの追加(手動)

次に、AWS SDK for .NET用の設定ファイル(アプリケーション構成ファイル)をプロジェクトに追加しておきます。

プロジェクトを右クリックし、追加>新しい項目>全般>アプリケーション構成ファイル、で App.Config を追加します。

 アプリケーション構成ファイルを追加したら、下記のように設定を記述しておきます。

<?xml version="1.0"?>
<configuration>
  <appSettings>
    <add key="AWSAccessKey" value="AAAAAAAAAAAAAAAAAAAA"/>
    <add key="AWSSecretKey" value="SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS"/>
  </appSettings>
  <startup>
    <supportedRuntime version="v4.0" sku=".NETFramework,Version=v4.5"/>
  </startup>
</configuration>

※アクセスキー、シークレットアクセスキーを別の方法でアプリケーションに供給する場合は本設定ファイルは空でも問題ありません。

最後に

アクセスキー、シークレットアクセスキーの扱いに関しては、「開発用のAWSアカウントでモックアプリを作成する」といった場合は、上記のようにアプリケーション構成ファイルに直書きしても良いと思います。

また、Webアプリ、バッチアプリ等であればIAM Roleで、デスクトップアプリであればアプリケーション構成ファイルや「アクセスキー登録画面」等を通じてアクセスキーを供給すると良いと思います。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.