【VisualStudio】非AWSプロジェクトでのAWS SDK for .NETの導入
非AWSプロジェクトでのAWS SDK for .NETの導入
AWS Toolkit for Microsoft Visual Studioには下記のようなプロジェクトテンプレートが用意されています。
上記のプロジェクトテンプレート以外のプロジェクトでAWS SDK for .NETを利用することも少なく無いと思います。
今回はそういった一般的なプロジェクトテンプレートからプロジェクトを開始した際のAWS SDK for .NETの導入方法をご紹介します。
開発環境
- Windows 8
- Visual Studio 2012(C#)
NuGetを用いた参照の追加
まず、最初にAWS SDK for .NETの参照設定をプロジェクトに追加します。
NuGetで追加するのが楽です。プロジェクトの参照設定を右クリックし、NuGet パッケージ管理を選択します。
開いたダイアログの右上に検索窓があるので、ここでAWSで検索を実行します。検索結果は下記の様になります。
(上図ではすでにインストール済みになっていますが)AWS SDK for .NETを選択し、「インストールボタン」をクリックします。
これで参照の追加は終了です。
AWS SDK for .NET用の設定ファイルの追加(手動)
次に、AWS SDK for .NET用の設定ファイル(アプリケーション構成ファイル)をプロジェクトに追加しておきます。
プロジェクトを右クリックし、追加>新しい項目>全般>アプリケーション構成ファイル、で App.Config を追加します。
アプリケーション構成ファイルを追加したら、下記のように設定を記述しておきます。
<?xml version="1.0"?> <configuration> <appSettings> <add key="AWSAccessKey" value="AAAAAAAAAAAAAAAAAAAA"/> <add key="AWSSecretKey" value="SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS"/> </appSettings> <startup> <supportedRuntime version="v4.0" sku=".NETFramework,Version=v4.5"/> </startup> </configuration>
※アクセスキー、シークレットアクセスキーを別の方法でアプリケーションに供給する場合は本設定ファイルは空でも問題ありません。
最後に
アクセスキー、シークレットアクセスキーの扱いに関しては、「開発用のAWSアカウントでモックアプリを作成する」といった場合は、上記のようにアプリケーション構成ファイルに直書きしても良いと思います。
また、Webアプリ、バッチアプリ等であればIAM Roleで、デスクトップアプリであればアプリケーション構成ファイルや「アクセスキー登録画面」等を通じてアクセスキーを供給すると良いと思います。