DevOpsDays Tokyo 2019で登壇してきた

2019.04.11

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はじめに

こんにちは、DevOps導入支援担当の藤村です。2019年4月9日〜10日に開催されたDevOpsDays Tokyo 2019で、「DevOps導入支援、始めました」という発表をさせて頂きました。

同じ時間の枠内で発表した、AWSJの福井さん、大村さんとの記念撮影

登壇資料

私の登壇資料は以下となります。

3つの道

DevOps支援サービスの営業資料に載せている導入の3ステップは、1日目のキーノートスピーカーのGene Kim氏が著書の『The DevOps 逆転だ!』、『The DevOps ハンドブック』内で提唱している「3つの道」を 丸パクリ 参考にして考えていました。

前日に開催された前夜祭において、Gene Kim氏にあなたのアイデアを参考にした話しを明日登壇すると伝えたら「セッション見に行くよ」と言ってくれて、本当に私のセッションを聞きにきてくれたことが大変嬉しかったです。

印象に残ったセッション

Lessons Learned Since The Phoenix Project

上記したGene Kim氏による1日目のキーノート。

5つの理想について、理想な姿、理想でない姿、それぞれを比較する形で説明してくれました。

今年の11月に新刊を発売予定とのこと。

Service Operation Centered Development - サービス運用をまんなかにおいた開発

楽天の椎葉さんのセッション。今回もまた暖かく、名言づくしの発表でした。私自身、プロジェクトよりもサービスにフォーカスしていきたいと思います。

DevOps with Database on AWS

上記した、AWSJの福井さん、大村さんのセッション。

自分自身でも悩むことが多い、DB変更が伴うリリースについて、各種パターンをわかりやすく説明してくれました。

当たり前ですが銀の弾丸は無いとのことなので、アーキテクチャやサービスの性質に応じて、しっかりと考えていきたいと思います。

Five Development Practices for Agile DevOps

David Bernstein氏による、二日目のキーノート。

プラクティス好きな私にとって、有用なプラクティス目白押しの素晴らしいセッションでした。特に印象に残った点を下記します。

  • 重いものを動かす時に2人で運ぶことを理解できない上司はいない。ペアプロも同じこと。
  • ペアプロしててもコードレビューも重要。
  • ユニットテストのユニットはコードのユニットではない。振る舞いのユニットだ!
  • プラクティスを実行するだけでは十分ではない。それらを適切に適用するためには、プラクティスがなぜ価値があるのかを理解する必要がある。

トラディショナルな企業でズンズン歩んだ積み木細工のDevOps

ヴァル研究所の見川さんと新井さんのセッション。ヴァル研究所はまさに日本のJoyInc、日本のMenloだなと改めて思いました。

さいごに

一日目の最後に、「Fun! Done! Learn! 〜 実験で学び、学びを喜び、喜びを成果につながるふりかえりを体験しよう!」というふりかえりのワークショップがあり、その中で"Fun!"として私のセッションを挙げてくれた人が何人かいたそうです。それ自体は大変うれしいことですが、"Learn!"にまでは繋げられなかったことが私自身の課題かなと思いました。今後は楽しく学びの多い発表ができるよう、精進していきたいと考えています。

運営の皆さん、参加者の皆さん、スポンサーの皆さん、本当にありがとうございました!