[レポート]Snowflake導入におけるトレーニングと資格の有効活用 #SWTTokyo25

[レポート]Snowflake導入におけるトレーニングと資格の有効活用 #SWTTokyo25

Snowflakeでは導入の各フェーズにあわせて、それぞれの組織/ロールに必要なトレーニングを提供しています。また、トレーニングによって身につけたスキルを証明する認定資格も充実しています。本セッションではSnowflakeのトレーニング、資格のラインナップのご紹介と合わせて、Snowflake導入の各フェーズで必要となるスキルセットをキャッチアップするためのトレーニング・ジャーニーについてご紹介します。 ※SNOWFLAKE WORLD TOUR 2025 イベントサイトより抜粋
2025.09.16

かわばたです。

2025年9月11日~2025年9月12日に、「SNOWFLAKE WORLD TOUR 2025 - TOKYO」が開催されました。

本記事はセッション
【Snowflake導入におけるトレーニングと資格の有効活用】
のレポートブログとなります。

登壇者

Snowflake
プロフェッショナルサービス統括本部 エデュケーションサービス本部
本部長
阿部 憲三郎 氏

アジェンダ

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トレーニングのラインナップ

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  1. Platform Training(無償)
    従来「ハンズオンセミナー:Ascent」という名前で実施していたセミナーの後継版です。4時間のトレーニングを毎月定期的に開催しています。従来と異なるのは、ハンズオンに重点を置いている点で、説明は絞り、まずはSnowflakeを体験していただくことを目的としています。

  2. Fundamentals(有償)
    プラットフォームトレーニングで出てきた疑問点などをすべて解消できる、4日間の有償研修です。Snowflakeの環境を作って動かすまでに必要な知識が網羅的にカバーされます。アーキテクチャの理解から、アカウント作成、権限管理、データのロード/アンロード、データシェアリング、パフォーマンスチューニングに至るまで、全方位的に学習できます。

  3. Advanced(有償)
    大規模データにおけるパフォーマンスチューニングに特化したトレーニングです。Fundamentalsで説明しきれなかった、Hybrid TablesIceberg Tablesといったその他の機能も網羅的にカバーしています。

  4. Data Engineer(有償)
    9月24日から新しく提供を開始するトレーニングです。データパイプラインの構築に関する様々な機能を網羅的にご紹介する、2日間のトレーニングとなっています。

  5. Data Analyst(有償)
    これまでの3つのトレーニングがインフラエンジニアや情報システム部向けだったのに対し、現場部門で実際に分析をされる方向けのトレーニングです。2日間のトレーニングで、Snowflake上でSQLを使って分析をする際の注意点やポイントを学びます。コストを抑えながら効率的にクエリを実行する方法や、パフォーマンスを上げるためのコツ、Snowflake特有のSQLの書き方や関数などを紹介します。

認定資格のラインナップ

Snowflakeの認定資格は「SnowPro認定資格」という名称で展開しています。

レベルは3段階あります。

  1. Associate(エントリーレベル)
    今年から新設されたレベルで、「SnowPro Associate: Platform」という資格があります。

  2. ファンデーショナル(中級レベル)
    「SnowPro Core」という認定資格です。Snowflakeの資格の中では最もポピュラーで、Snowflakeをきちんと実装できるエンジニアであることを証明する資格です。

  3. Advanced(上級レベル)
    役割(ロール)別のスキルセットを認定する資格です。「Architect」「Data Engineer」「Data Scientist」「Administrator」「Data Analyst」の5種類があります。

この中で、日本語で受験できるのは以下の4つです。

  • SnowPro Associate: Platform

  • SnowPro Core

  • SnowPro Advanced: Architect

  • SnowPro Advanced: Data Engineer

資格取得による効果

個人への影響

  • キャリアアップ(67%):昇進や昇格、新しいリーダーシップの役割を得た。

  • 昇給(27%):金銭的なメリットがあった。

  • スキルの需要増(61%):社内でSnowflake関連プロジェクトに呼ばれる機会が増えた。

組織への影響

  • イノベーションとコラボレーションの推進(65%):取得者が他者へ知識をフィードバックするようになった。

  • 生産性の向上(34%):ベストプラクティスを習得し、生産性が上がった。

  • ROIの向上(66%):資格取得者の方が非取得者よりパフォーマンスが良かった。

  • 収益の加速(36%):スキル向上によりシステム導入が早まり、データ活用が促進され、結果として新しいビジネスが生まれ収益に結びついた。

最後に

Snowflake社の教育プログラムと資格試験について説明されたセッションでした!
Day1 KEYNOTEでも話されていましたが、資格保有者は国内で1883名となり存在感を出していると感じました。

弊社でも導入支援を提供しているので興味のある方は下記ご確認ください。

https://classmethod.jp/partner/snowflake/

この記事が何かの参考になれば幸いです。

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