【レポート】オムニチャネルを成功させるために アプリ開発で重要な3つのポイント

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はじめに

こんにちは。おおはしりきたけです。6月9日にクラスメソッド岩本町オフィスでビジネスセミナー「売上&集客力アップに繋がるモバイルアプリの鉄則とは〜企画・開発・運用の成功事例をご紹介〜」を開催しました。私のセッションでは「オムニチャネルを成功させるためにアプリ開発で重要な3つのポイント知らなきゃ怖い?モバイルアプリ運用の課題と解決ヒント」という内容でお話させていただきました。今回はこのレポートをお届けします。

イベント概要

これから新規アプリ開発を考えている、すでに運営しているアプリをもっと活用したい、アプリをグロースハックしていきたいと考えているEC、小売、飲食業界の企業様を対象としたイベントです。多数のモバイルアプリ開発実績をもつクラスメソッドと、多彩な手法でアプリの成長を支援しているReproとの共催で行われます。EC分野や小売・外食業界での事例とともに、皆さまの「次の一手」に繋がるようなアプリのノウハウをご提供します。

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 レポート

セッション内容

モバイルアプリの運用は、リリースやリプレイスを終えたその瞬間から始まります。アプリのリリース前後にどのような運用課題があるのか、また、その課題をどのように準備して解決していけば良いのか、事例を踏まえてポイントをご紹介します。

スライド

 

本セッションでお伝えしたかった3つのポイント

1.アプリを作る目的を定義する

まず1つ目としては、アプリを作る目的を定義するということです。世の中の流れがスマホにシフトしている現状で、スマホアプリで何を提供するのかをまずは考えて、アプリの目的を明確にすることが重要という話をさせていただきました。Webでできることと同様のことをアプリでやっても効果は少ないですし、アプリはエッジを効かせて目的を明確にしてリリースする必要があります。その中で重要なことは、アプリを作るためのマイルストーンを作成するということと、社内の体制づくりをしっかりと作るということです。オムニチャネルアプリは各部署の方が関わることが多く、色々とやりたい意見も異なります。その中でアプリの目的を社内で統一し、エンドユーザーに価値あるアプリを作成しましょうというのが、本パートで伝えたいことでした。

2.小さく始めて大きく育てる

2つ目としては、小さく始めて大きく育てるということです。業務システムとことなりオムニチャネルのスマホアプリは課題が明確に見えているわけではありません。また業態業種によってもアプローチ方法がことなるので、この機能を提供すればゼッタイ成功するというわけでもありません。その為に早くリリースするということが必要になってきますが、小さく始めてもデータを取得しておらず、検証ができないというのはもってのほかです。PDCAを回すための取得するデータはしっかりと埋め込む必要がありますし、今後、短期間で機能拡張していくための設計というのは重要になります。その為に最初から仕組みを作って回して行くということが非常に重要になっていきます。本パートでは例として、ソースコード管理のgithubやプロトタイプ作成ツールのPrott、CIツールとしてCircleCIなどのツールを使って自動化して回していきましょうということを紹介させていただきました。

3.チェックリストで確認する

最後のパートですが、こちらはよくあるスマホでの課題と解決方法を紹介させていただきました。例えば、店舗でアプリをDLすることなどを想定してアプリサイズは限りなく小さくできるようにしましょうとか、スパイクアクセスに対応するために、クラウドを利用して柔軟にしましょうなど、弊社での当たり前のプラクティスのを紹介させていただきました。非機能要件になるのですが、機能だけではなく、こういった部分もエンドユーザーにとっての重要なユーザー体験になりますので、セキュリティ、高負荷、DLサイズなどにも気を配ってアプリ開発を行ないましょうということをお伝えさせていただきました。

最後に

上記に記載させていただきたポイントと言うのは、オムニチャネルアプリ開発で必ず必要になってくるノウハウです。弊社では今までやってきたノウハウをカスタマーストーリーモバイルというサービスで提供させていただいております。

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