Alteryx で複数の分析アプリを連鎖化する方法
はじめに:
Alteryx で複数の分析アプリケーションを作成しそれらを連携することは、スタンドアロンのデータセットを処理するための良い方法です。この方法では、組織内のさまざまなワークフローを分離するためにある程度のプライバシーが必要な場合にも適しています。これらはチェーンアプリと呼ばれ、さまざまな状況で役立ちます。この記事では Alteryx で連鎖アプリの作成と使用する方法について説明します。
分析アプリの連鎖化する方法:
実行のために相互に連携する必要がある 3 つの異なるワークフローがあるとします。最初のステップでは、それらを分析アプリに変換し、必要に応じてコンテンツを変更し、目的の出力を実現することです。
これらのワークフローは個別の分析アプリに変換され、以下に示すように親ディレクトリに保存されています。
最後のステップとしてこれらの分析アプリを連鎖させることです。最初の分析アプリを開いてから、「表示」メニューから「インターフェースデザイナー」を開きます。次に、「プロパティ」アイコンをクリックし、以下に示すように「成功した場合 - 別の分析アプリを実行する」の選択肢を有効化し連携させる分析アプリを指定します。
このことを繰り返して次々の分析アプリに対して連鎖化しチェインアプリを作成します。
チェーン化された分析アプリのいずれかが実行されると、次のアプリが時系列に実行されます。
Alteryx ギャラリーで連鎖アプリを実行する場合は、連続で実行できる分析アプリ数の上限が 9 つあることに注意してください。さらに、サーバーはデフォルトで各分析アプリを 30 秒以内に終了することを想定しているため、アプリの実行時間に余分が必要な場合に備えて、このデフォルト値を変更する必要があります。
Alteryx サーバーマシン上で、次のディレクトリを見つけます「C:\Program Files\Alteryx\bin\server\config」。このフォルダー内に「alteryx.config」というファイルを見つけて開きます。コードを次のように変更し chainedTimeout="3600"
を追加すれば、個々の分析アプリが実行できる十分な時間を確保できます。
engine enableAutoLicensing="true" useServiceLayerComposer="true" chainedTimeout="3600"
最後に:
連鎖分析アプリを使用することで複数のアプリ(ワークフロー)を時系列的に実行することができます。