プログラミング経験があまりない人にもおすすめなAWS CDKのワークショップ「TypeScriptの基礎から始めるAWS CDK開発 入門」の紹介

2022.12.02

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

「CDK使いたいけど、TypeScript何もわからん。TypeScriptの基礎から学べるワークショップないかな」

そんな方におすすめなワークショップTypeScriptの基礎から始めるAWS CDK開発 入門 の紹介です。

ワークショップのゴール

TypeScriptの基礎(変数、型、コンストラクタなど)から始まって、最終的にはWordpressのサイト(VPC,EC2,RDS)を公開するという流れになっています。

ワークショップ概要

以下は概要です。

  • TypeScriptの基礎
    • TypeScriptの概要
    • Cloud9のTypeScript環境
    • パッケージについて
    • プロジェクトについて
    • 関数
    • クラス
  • AWS CDK入門
    • 初めてのCDKプロジェクトを作成する (cdk各種コマンドやプロジェクト構造など)
    • WordPressのサイトをCDKを使って公開する(VPC,EC2,RDS)

実施するのにかかる時間は5時間となっています。

AWS CDKのためのTypeScript入門: 2時間 AWS CDK入門: 3時間

ガッツリTypeScriptとAWS CDKが学べますね。

長いように思われるかもしれませんが、それぞれの章はコンパクトにまとまっているので気軽に始めれると思います。

TypeScript for CDK

おすすめなポイント

CDK入門の心理的なハードルを下げてくれる

まずはトップページを読んでいただきたいです。

序文でこのQAがあるのがいいですね。

私自身も使い始める前は高度なプログラミング知識を求めれるのではと思い、ハードルを感じていたことがあります。

しかし、使い始めると基礎的な部分がわかっていればCDKを使う上では特に問題ないことを実感できました。

ハードルを感じている方がいればぜひ、このワークショップでCDKを初めてみましょう。

TypeScriptの基礎を学べる

タイトル通りではあるのですが、TypeScriptの概要~基礎を学べます。

例えば、そもそもなぜTypeScriptが登場したのかといったところから説明があります。

変数やクラス、コンストラクタ、継承、インターフェースなどについても、それぞれページとサンプルコードがあります。

AWS CDKを書く際に上記をどう使うかといった説明もあります。 (VPCというクラスからVPCインスタンスを生成するなど)

AWS CDKのドキュメントの見方まで教えてくれる

ドキュメントの見方までスクショ付きで紹介してくれています。

TypeScriptとCDKの基礎・CDKのドキュメントの見方がわかれば、できることはかなり増えるのでファーストステップにおすすめです。

Next Step

最後に、このワークショップのNext Stepとしておすすめのワークショップであったり本を紹介します。

AWS CDK Workshop

今回紹介したワークショップとは別に、AWSが提供しているAWS CDK Workshopがあります。

「TypeScriptの基礎から始めるAWS CDK開発 入門」の方で紹介されていなかった、コンストラクトのテストやCDKパイプラインについてもハンズオンが用意されています。

こちらのワークショップでは、TypeScript以外の言語のハンズオンもあります。 他の言語でCDKを使いたい方は、こちらのワークショップがおすすめです。

最近日本語翻訳版が出たみたいです。

AWS CDKでクラウドアプリケーションを開発するためのベストプラクティス

実運用時に役立つ情報が色々書いています。

例えば、リポジトリはどう分けるのか・AWS CDKのコードはアプリケーションコードと一緒に管理するべきかなど。

AWS CDKでクラウドアプリケーションを開発するためのベストプラクティス | Amazon Web Services ブログ

おわりに

ワークショップ「TypeScriptの基礎から始めるAWS CDK開発 入門」の紹介でした。

TypeScript・AWS CDKを触ったことのない人におすすめのワークショップです。

他にも役立つ学習コンテンツを以下にまとめていますので、よかったらご確認ください。

AWS CDKの学習方法 ドキュメントや学習コンテンツをまとめてみる | DevelopersIO

以上、AWS事業本部の佐藤(@chari7311)でした。