クラスメソッドに入社して1年経ったので振り返ってみた

クラスメソッドに入社して1年経ったので振り返ってみた

Clock Icon2017.05.10

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

まいど、大阪の市田です。
クラスメソッドに入社して1年が経過したので、この1年がどうだったかを振り返ってみました。

(私は、AWSに事業部に所属しているので、他の部署では異なる場合があるかもしれません。)

AWSの知識と経験について

入社前に比べると、確実にAWSに関する知識と経験が増えたと感じます。
AWSが提供するサービスの範囲は、ビッグデータ、DevOps、サーバレス、IoT、機械学習など多岐にわたりますが、以前はこういった分野の経験があまり無かったので、各サービスについてひたすら勉強をしていました。

AWSについては、業務を通して身につける部分も大きいですが、日々AWSに関する話題が社内チャットで飛び交っているので、それを見ているだけでも勉強になる部分があります。

また、AWSに関しては、弊社のブログ「Developers.IO」 のことに触れない訳にはいきません。(宣伝w)
このブログはAWS、iOSに関することが日々追加されているので、このエントリの全てを試してみるだけでもかなり理解を深めることができると思います。(宣伝w)

またAWSには認定資格があり、この勉強を通して色々なサービスを実際に試してみることでも、理解が深まる部分があったと思います。

AWS以外の知識と経験について

私が所属するAWS事業部では、メインとなるプラットフォームがAWSになりますので、どうしてもAWSに関連した分野が多くなります。 しかし、AWSと直接関連性のない点についても、お客様の要件次第では、取り組まなければいけない時もあります。

例えば、私の場合ですと、ソフトウェアVPNルータの冗長化を行う場面がありました。

この時は、VPCでサポートしているVPN方式やルータコンフィグ、AWSとの連携について、調査・検証しながら対応しました。特に、ルータコンフィグについてはAWSとは関係の無い部分ですが、勉強になったと思います。

また、AWSの利用に際して、AWSで公開されている各種のベストプラクティスを必ず意識するのですが、比較的新しいミドルウェアが事例等で紹介されることが多いと感じています。その為、AWS以外の情報のキャッチアップや具体的な使い方などを確認してみる、といった事も必要になってくるので、幅広くスキルアップできる環境にあると感じます。(やるべきこと、やりたいことが多すぎてあふれる位です。)

ブログについて

先程少し触れましたが、クラスメソッドでは社員総出で「Developers.IO」 というブログをやっています。
基本的には「やってみた」系の記事で、新しいサービスや機能がリリースされた時は、いち早く試してみた内容を記事にしてご紹介しています。

よく質問されることですが、ブログに目標はありますが、ノルマはありません。

とはいえ、入社した時点では何を書けばいいか、どんなレベルのものを書けばいいのか、不安な点も多くありました。しかし、実際に業務に入ってみると業務を通して得た知見や、業務によって広がった視野の広さから書いてみたいこと、調べてみたいことが数多く出てきたので、ブログのネタとして困ることは無い、というのが現状です。

どちらかというと、ブログを書く時間を取るために、普段の業務の効率化を考えるといった感じになってますw

話は少し反れますが、メンバーの中にはブログ以外にも、書籍の執筆や「IT Leaders」「CodeZine」などに寄稿しているメンバーも多く在籍しています。

AWS認定について

このエントリを書いている2017年5月現在で、受験可能な認定資格は5つあります。

AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS

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入社前は、「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」のみ取得していましたが、先月ようやく5つ全てを取得しました。
AWS未経験で入社したメンバーでも、その多くが入社して1年以内に5つ全ての資格を取得しています。(最初、この状況を知った時は愕然としました。)

試験勉強としては、実際の業務の経験がそのまま活かせる部分もありますし、そうでない部分は、各種の公式ドキュメントや弊社のブログを読み込んで、実際に試してみることで補完していきました。

正直な所、資格取得に対するプレッシャーが無いと言えば嘘になりますが、試験の種類によってはアプリケーションのデプロイ等、開発系の知識も多く問われるため、知識の視野を広げるという意味でも、認定資格の取得は有意義だと感じました。

大阪オフィスについて

私は大阪オフィス所属ですが、当初は3名のスタートだったのが、気が付けば7名に増えました。
皆、個性のあるメンバーばかりで、静かだったオフィスも少しずつ賑やかになってきています。まだまだ試行錯誤なところはありますが、もっと多くのメンバーを迎えられるように頑張りたいと思います。

クラスメソッド AWSコンサルティング部に JOIN した中山 幸治です

クラスメソッド営業部にジョインしました沼尻です。

初めましてクラスメソッドモバイルアプリサービス部にJOINしました西田将幸です

クラスメソッドAWSコンサルティング部にJOINした岩本です

クラスメソッドAWS事業部にJOINした下田です

クラスメソッドAWS事業部にJOINした西村です

エンジニアは6名いるので、サーバレスが得意なエンジニア、モバイル系のエンジニア等、色んな特徴を持ったエンジニアが集まってきています。絶賛募集中ですので、もしご興味ありましたらエントリー頂ければと思います。

仕事について

リモートワーク

クラスメソッドではリモートワークが活用されています。
事前に簡単な申請は必要ですが、上限などはなく活用しているメンバーも多いです。

私の場合、業務が特に忙しかった時は、通勤の時間すら勿体なかったので、ほぼ1ヶ月オフィスに出社しませんでした。
その分、「目に見える形でアウトプットはきちんと出すようにしましょう」というルールもあります。例えば、ブログや案件の構成図などです。

クラスメソッドのリモートワークについて、NHKの「クローズアップ現代+」に取り上げて頂いたことがありますが、こちらで紹介されているものと実際には何も変わらず、チャットやビデオ会議を使って私も仕事をしています。

もう会社には通わない ~在宅勤務“革命”~ - NHK クローズアップ現代+

コミュニケーション

クラスメソッドには、東京の他に、札幌、大阪、バンクーバー、ベルリンにオフィスがあります。その他に、オフィスは無いけど遠方の他県で業務を行っているメンバーも居ます。
そういった各地のメンバーとのコミュニケーションは、基本はチャットで行います。

直接口頭で話がしたいといった場合は、必要に応じてビデオ会議を行います。これは全て業務の効率化を重視している為です。

こういった環境があるため、PCさえあればどこでも仕事ができる状態になっていますw
その為、セルフマネジメントという方針で、仕事の進め方等はかなり社員に委ねられています。これは入社してみてインパクトの大きいカルチャーショックでした。(いい意味で)

こういった自由な雰囲気があるので、「困った時は皆でフォロー」が基本的な方針になっています。なので、入社前は「この会社で本当にやっていけるだろうか」という不安もありましたが、なんとかなんとかやっていけてます。

裁量

セルフマネジメントについて少し触れましたが、基本的にトップダウンの指示は多くありません。むしろ稀だと思います。
その為、「これに取り組みたい」といった自発的な意思がとても重視・評価される企業文化です。

それを反映するように、社内では色々な取り組みや課題に対して、多くのタスクフォースが組まれます。そして目標を達成したものは解散、ということを繰り返しています。 私もこれまでに幾つかのタスクフォースに関わって来ました。

「新しいことにチャレンジしたい」「改善したい」といった志向の人にはオススメの職場環境だと思います。 しかし、セルフマネジメントはある意味、厳しい部分もあるかもしれません。私も入社当時は前職との大きな違いにかなり戸惑いましたが、やり甲斐はあるのではないでしょうか。

イベントについて

イベント登壇

個人的に感じている点ですが、クラスメソッドはイベントを多く開催しています。主に技術セミナー、勉強会等ですが、そこに登壇する機会が多いです。
特に大阪支社は人数が少なかったということもあり、この1年間で5回以上は登壇させて頂きました。まだまだ緊張して固まってしまうことがあるので、もっと研究していきたいと思っています。

会社主催のイベントの他にも、JAWS-UG等に登壇するメンバーも多いです。例えば「Security-JAWS」などがあります。

re:Invent

また、AWSでイベントといえば「re:Invent」は欠かせません。毎年多くの社員がラスベガスに飛んでいます。
基本的には、行きたいメンバーは「行きたい」と言えば行けます。その代わり、しっかりブログで情報発信をする必要がありますし、それまでの日々の中でブログを書いて「ブログを書ける」という実績を積む必要などがあります。

私は去年のre:Inventでは、国内に残りましたが、夜中(日本時間)のライブ動画を見て新しい発表を聞いていました。

その他の海外イベント

re:Inventの他にも、「Sophos Discover」や「Tableau Conference」、「Elastic{ON}」といった海外のイベントに参加しているメンバーもいます。下記のリンクの通り、ブログでアウトプットするということが重要になります。

その他にも、国内の主要7都市で開催される「AWS Cloud Roadshow」などにも出展、参加しブログでアウトプットしています。

最後に

長くなりましたが、実際の所、なかなか大変な部分も確かにあります。
今回は、そういった点も踏まえて、なるべくフラットに書き出してみました。

この記事がどこかのどなたかの参考になれば幸いです。

以上です。

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