node.jsのいろいろなモジュール11 – js2coffee

2012.06.01

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

JavascriptからCoffee Scriptへ変換

最近Coffee Scriptがよく使用されるようになってきました。
Javascript用MVCフレームワークであるSpine.jsはCoffee Scriptで記述しますし、Webstorm(IDE)でもCoffee Scriptをサポートしています。
このため、今後はJavaScriptからCoffee Scriptへ置き換えを行うケースがあるかもしれません。
そういったケースで役立ちそうなツールが、今回ご紹介するjs2coffeeです。

js2coffeeはJavaScriptのソースファイルをCoffee Scriptのソースファイルへ変換してくれます。
npmでインストールして簡単に使えるのでやってみましょう。

環境構築

今回使用した動作環境は以下のとおりです。

  • OS : MacOS X 10.7.3
  • Node.js : v0.6.18
  • npm : 1.1.21

適当なディレクトリを作成し、そこでnpmを使用してインストールしましょう。

js2coffeeをインストールします。

%npm install -g js2coffee

ソースファイル作成

次に適当なjsファイルを作成しましょう。

//test.js
function add(x,y) {
  return x + y;
}

js2coffeeで変換

jsファイルをCoffee Scriptへ変換します。

% js2coffee test.js > test.coffee

変換されたファイルは下記のようになっています。

add = (x, y) ->
  x + y

まとめ

今回はJavaScriptからCoffee Scriptへ変換するツール、js2coffeeについてご紹介しました。
私の場合、expressを使用したnode.jsアプリケーションをcoffeeで書きたい場合によく使用しています。
自動生成されたjsのひな形を最初にjs2coffeeですべてCoffee Scriptに変換すれば、手軽にcoffeeベースでアプリケーションの開発をはじめることができます。

参考サイトなど