ボードゲームが教えてくれるもの

2016.12.22

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まえがき

クラスメソッド界、ボードゲームのエヴァンジェリストこと、カメドンです。

昼休みとは、ボードゲームをする時間である。 by カメドン

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僕が入社して、ボドゲ部が爆誕しました。昼休みにボードゲームをする人が、1人から2人、少しずつ増えていき、今では多いときで、10人以上昼休みにボードゲームするまで成長しました。デザイナー、プログラマー、プロジェクトマネージャーなど役職や組織などの壁を超え、わいわいしてます。それを記念してボドゲ部の紹介をします。その前編としてボードゲームに感謝し、ボードゲームのすばらしさをお伝えしたい!いや、させてください!

ボードゲームをしよう!

皆さんボードゲームをしていますか?
していない方は人生の半分を損していると言っても過言ではないです。

ボードゲームは、面白いだけにあらず。 by カメドン

仕事においては、ボードゲームは人との接し方を教えてくれます。

仕事とコミュニケーション活性化

コミュニケーションが活性化している職場だと、従業員のストレス軽減とか、仕事がやりやすいなど、さまざま言われていますので割愛します。コミュニケーションが活性化しないより、してる方が良いっということは、同意できますよね。

コミュニケーション活性化させるために必要なこと

コミュニケーションは条件が揃わないと発生しにくいものと考えています。コミュニケーションを発生させるために以下の要素が必要だと思います。

話題

話したい、聞きたいことがなければ、会話は発生しません。話せといわれて、話せるものではありません。

話せること

話そうと思って、話すことができない人は、ただの他人です。知ってる人ではなく、話せる人であることが重要です。

知ってる人 <<< 越えられない壁 <<< 話せる人

相手を知ること

相手の背景や思考を知ることで、発言の意図を汲み取ることができます。俗に言う空気です。これが、「仕事のしやすさ」にかなり影響があると僕は思っています。

ボードゲームをすることで、これらの要素を簡単に得ることができます。コミュ障の僕は、人と何を話していいのかわかりません。しかし、ボードゲームという同じ背景を共有することで、ゲームの内容、攻略、感想などなど、次々にでてくる話題、プレイの至る所から、その人の思考、癖、性格が、にじみでているので、人となりがなんとなくわかります。

なぜボードゲームでなければいけないのか

テレビゲーム、スポーツ、さまざまなものが、コミュニケーション活性化ツールとしてある中で、なぜボードゲーム推しなのかの理由があります。他のものはさまざまな問題を抱えています。

お金の問題

まず初心者が参加するために、必要な初期費用がネックになります。たとえば、遊戯王やマジックザギャザリングなどのトレーディングカードゲームは、デッキ構築をするためにカードを買い、さらにデッキを強くするために、レアカードを買い揃えないといけないです。スポーツも、ジャージや靴やラケットなど、いろいろ道具が必要です。

いいものかどうかわからないのに、お金を使うのは嫌ですよね。

場所と時間の問題

スポーツは始めるまでが大変です。場所をどうするか、道具をどうするか、体作りをどうするか。今からすぐ始めることは難しいです。昼休み1時間程度でするには難しいです。

個人差の問題

スポーツは個人差が激しいことです。得意な人は得意。苦手な人は努力の問題ではなくて、できないことがあります。コミュニケーション活発化させるにはハードルが高すぎます。

また、年齢や身体的なものが、上手さや面白さに依存しないようにしたい。万人が面白さを感じるものにしたい。

コミュニケーションとして利用するには、ダイバシティ、誰でもウェルカム!でなければいけないのです!

知識/練習量の問題

テレビゲーム、たとえば格ゲー、パズルゲーム、FPSなどは、スキル差が激しく、初心者が入っていくには練習が必要です。 コントローラー慣れや、何より下手な姿を晒すのが嫌だと思います。仲間内でがっつりならいいですが、知らないゲームをするのは抵抗があります。

一体感問題

知識問題は、結局ゲーム次第で解決できそうですが、テレビゲームの根本的な問題、一体感がないということです。目線は常にゲーム画面を見ているので、対話するというよりつぶやきの連鎖に近いです。何回かすれば仲良くなるかもですが、一発目からは距離を縮めるには難しい。

ボードゲームはすべてを解決してくれる

これらすべてを解決するのは、そう皆さんご存知「ボードゲーム」です。

お金の問題は、1つあればよく、みんなで同じものを揃える必要ありません。初心者の方は、体一つだけあればよく、ただ混ざればよいだけなのです。初心者の初期費用がゼロなのです。

場所と時間の問題は、5分からできるものや、トークだけでできるものもあります。人数や場所がどうなってもオーダーに答える自信があります。

知識/練習量の問題は、このへんは物によるのですが、比較的ないです。軽く1000時間ぐらいやってますが、初心者にも僕は、負けます。強くはないんだねって言われます。種類も豊富なので、みんなが初めてのゲームで遊んでることが多いと思います。

一体感問題は、ボードゲームは、あくまでプレイヤー(人)同士ですべて行います。進行、ルールの判定、攻略もすべてプレーヤー同士で行わなければなりません。

つまり、人と話さないと進まないです。

文字ではなく会話で説明しますし、効果を発動するときも使う人をみて使います。話すことが、必須なので、自然で、そして必要な情報を話すという大義名分があるので、恥ずかしさもありません。この経験値は大きい。コミュ障には大きい。

いざその人に話す用事が出ても、目を合せて話したという実績があるので、話しやすいのです!

ボードゲームをすることで、他人から話せる人に昇格する理由です!そして先程も話した通り、思考性、性格もプレイに出るので相手も知れる、ゲームも面白い、もう一石二兆ぐらいはあります!

一瞬にして、職種の壁を超え、組織の壁を超え、世代の壁を超え、人生の背景を超え
話題を提供し、自然に話させ、相手を知ることできるボードゲームの凄さが伝わったでしょうか。

棚

まとめ

ボードゲームはコミュニケーション活性化させるツールとして超優秀!

 種類   ボードゲーム   テレビゲーム   スポーツ 
 お金の問題   ○   x   x 
 場所と時間の問題   ◯   ◯   x 
 個人差の問題   ◯   △   x 
 知識/練習量の問題   ◯   △   x 
 一体感問題   ◯   x   ◯ 
 総評   誰でもウェルカム!   仲間内   できる人達 

※注意:これは筆者のボードゲームへの思い、期待が多く含まれております。

すべての職場に、ボードゲームを!

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