「あとで読む」を本当にあとで読むためにPolar Bookshelfを試してみた
Webの記事などの「あとで読む」の管理をどこでやるか、一時期迷走していました。一旦Trelloで落ち着いていたのですが、本記事で紹介するPolar Bookshelfが良さそうだったので紹介します。
Polar Bookshelf
Polar BookshelfはWeb上のコンテンツとPDFを管理・参照できる、知見をためるためのツールです。 Webページ・PDFのインポートや、コンテンツの参照、進捗の管理、タグ付け、Ankiへの同期などを行うことができます。
個人的には資料を読みながら読んだ領域をマークし、一覧で進捗状況を確認できるところがツボです。
利用イメージ(コンテンツ管理)
利用イメージ(コンテンツ参照)
使ってみた
macOS Mojave バージョン10.14で試してみました。
Webコンテンツを取り込む
こちらからインストールできます。
アプリケーションを起動し、File->Capture Web PageでWebページを取り込むことができます。
URLの入力バーが出るので取り込みたいページのURLを入力してエンターを押すとページがロードされます。
この状態で雲のボタンを押すとページがローカルに取り込まれます。
対象のサイトが一覧に表示されました。
読み込んだコンテンツの管理画面でできること
管理画面では、各コンテンツに対して
- タグ付け
- フラグをマーク
- アーカイブ化
- 検索
などが行えます。大雑把な動作イメージは以下を参照ください。
参照画面でできること
参照画面では純粋な参照だけではなく、
- 進捗をマーク
- ハイライトの作成
- コメントの作成
が行えます。
進捗のマーク
右クリック->Create Pagemarkで、青い枠が現れます。この枠の内側が、「すでに読みました」というマークです。
ただし、この方式で進捗をつけていくのは面倒なので、別途提供されているショートカットのOption+Command+Click(macOSの場合です。Linux/Windowsの場合はControl+Alt+Click)で、クリックした場所より上の領域がすでに参照済みとなります。
読みながらこちらの方法でマークしていくのが良いかと思います。
また、管理画面のプログレスバーはここでマークした領域の割合が反映されるようです。
ハイライトの作成とコメントの作成
領域を選択すると蛍光ペンのアイコンが表示され、ハイライトを作成できます。
また、右クリック->Toggle Annotation Sidebarでハイライトの一覧が確認できます。 一覧からハイライトへのコメントも可能です。
まとめ
Polar BookshelfはWeb上のコンテンツとPDFを管理・参照できる、知見をためるためのツールです。 Webページ・PDFのインポートや、コンテンツの参照、進捗の管理、タグ付け、Ankiへの同期などを行うことができます。
私からは以上です。