【書評】「プレゼンドリル」我が子の文章表現力をあげるため、一緒に挑戦したい一冊

2019.08.18

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こんにちは、DA部の兼本です。

お子さんのいるご家庭はもうすぐ夏休みも終わりですね。今頃は夏休みの宿題の追い込みをかけてる最中、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

我が家では、読書感想文や自由研究はなかなか手をつけることができず、毎年ギリギリまで残ってしまいがちですが、理由を聞いたところ「書きたいことはいろいろあるけど、どうやって文章に書いたらいいが分からない」のだそうです。

結果として、以下のような味気ない文章が出来上がります。

<一行日記から引用>

もうちょっと修飾子使えないのかなー、とか思いますよね。 そこでご紹介したいのが、西脇 資哲氏の「プレゼンドリル」です。

プレゼンテーションとは「上手に伝える」こと!をテーマに小学生向けに「伝える」技術を学ぶことができます。

「プレゼンドリル」について

著者

エバンジェリスト 西脇資哲(にしわき もとあき)

目次

  • 第1章 「伝える」方法を学ぼう
  • 第2章 シナリオを作る
  • 第3章 スライドを説明するトレーニング
  • 第4章 かっこよく話す基本テクニックと裏技
  • 第5章 実践!プレゼンテーションの手引き

簡単な紹介

第1章、第2章では、簡単なイラストをもとに、誰が何をしているのか、ものや人の状態をより詳しく説明するといったドリルになっています。
第3章と第4章では、プレゼンテーションをするうえでの作り方と説明の仕方のテクニックを簡単に説明しています。

子供用と侮ることなかれ、かっこいいプレゼンの仕方とか、大人でも参考になりますよ。

まとめ

最初は買ってきた本を渡しただけでしたが、小4の我が子には少し難しかったようで、すぐに飽きてしまいましたので、一緒にあれやこれや言いながらドリルを進めることで、少しは楽しんでもらえたようです。

役に立ったかどうかわかりませんが、読書感想文の修飾子は増えてました。

<読書感想文から引用(題材はグラハム・ベルの伝記)>

「僕がアレックと同じ立場だったら、まず間違いなく何度も失敗したら絶対に諦めるからです」

欲を言えばもうちょっとプラス方向の修飾子だとお父さんは嬉しかったですが、諦めることに対して、なかなかうまい表現ができていますね。

以上、迷えるお父さん、お母さんの参考になれば幸いです。