[Storage Gateway] EC2からS3バケットをゲストアクセスでSMBマウントしてみた~2021年冬~

[Storage Gateway] EC2からS3バケットをゲストアクセスでSMBマウントしてみた~2021年冬~

Clock Icon2021.12.10

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こんにちは、リサリサです。

先日、EC2 から S3バケットを NFSマウントしてみたのですが、今日は Windows EC2 から SMB でマウントしてみたのでブログにしてみます。

はじめに

構成は以下のようになります。

SMB でファイル共有していきます。

やってみた

事前準備

マウント先となるS3バケットを作っておきます。今回は「filegateway-lisalisa」という名前にしました。

マウント対象のEC2も先に作成しておきます。今回は、OS は Windows2019、インスタンスタイプは t2.micro で作成しました。

Storage Gateway 用の EC2 と Storage Gateway の作成

NFS マウントの時と同じなので、下記記事の「Storage Gatewayの作成①」から「Storage Gatewayの作成②」を参照ください。

SMB のファイル共有を作成

ファイルゲートウェイを選択して、「ファイル共有の作成」をクリックします。

S3 バケット名を指定して、オブジェクトのアクセスで「SMB」を選択します。他はデフォルトのまま進めます。

デフォルトのまま進めます。

AD認証かゲストアクセスが選択できます。今回は「ゲストアクセス」で試してみます。EC2からマウントする際に使うパスワードを決めます。

確認画面で「作成」をクリックすると、ファイル共有が作成されます。

マウントする

コマンドはファイル共有から確認できます。

これをコマンドプロンプトで実行します。さっきゲストアクセスで設定したパスワードを設定します。

[WindowsDriveLetter]には、ドライブ名に置き替えます。

C:\Users\Administrator>net use E: \\10.2.0.226\filegateway-lisalisa /user:sgw-C310FEAA\smbguest
'10.2.0.226' に接続するための 'sgw-C310FEAA\smbguest' のパスワードを入力してください:
コマンドは正常に終了しました。

せっかくなので、最近使えるようになったFleet Managerで繋いでみました。便利ですね。

Eドライブが出来ていたので、Eドライブに test.txt を作成して置いてみます。

S3に共有されました!

最後に

SMB でのマウントを試してみました。次は AD 認証で試してみようと思います。

参考

SMB ファイル共有の作成 - AWS Storage Gateway

クライアントへの SMB ファイル共有のマウント - AWS Storage Gateway

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