(レポート) AWSモバイル/IoTサービス徹底攻略!! 「IoTハンズオン」 #cmdevio
佐々木です。11/21(土)に目黒のAWSJにて開催された「AWSモバイル/IoTサービス徹底攻略!!〜Developers.IO Meetup番外編〜」のうち、「IoTハンズオン 〜 ゲートウェイ、ネットワーク、クラウドまで一挙に学べる、ハンズオン!〜」のレポートです!
イベント概要
本勉強会は、基本的な内容のBasic Track、応用的な内容のAdvanced Track、実際に試すことの出来るHands Onの3トラックに分けてAWSのモバイルサービスや、サーバーレスアーキテクチャ、IoTのお話をするというものです。
セッションレポート
本ハンズオンの講師はジャストインケース 松井基勝さん、ぷらっとホーム 松下享平さん、アマゾン ウェブ サービス ジャパン 吉田英世さんでした。
最初にAWSJ吉田さんからの概要説明。環境や必要な機材についてのご説明がありました。
本日のハンズオン内容。ぷらっとホームのOpenblocks BX1を使ってセンサーデータを収集し、SORACOM Airを経由しAWS IoTからDynamoDBにデータを投入します。
本日使った機材。SORACOM Air SIMはSORACOM様から、SIMをOpenblocks BX1に差し込むめのゲタはクラスメソッドから、それぞれ無償提供させて頂きました。左下にあるのがOpenblocks BX1で、右下にあるのがセンサーデバイスのTI SensorTag CC2541。
次に、SORACOMのほうから来たジャストインケース松井さんから、SORACOMのサービス紹介。ハンズオンで行うWebコンソールでのSORACOM SIM操作以外に、APIでSORACOM SIMを操作するデモも合わせてやってくださいました。
吉田さんにチェンジして、いよいよハンズオンのスタートです。ドキュメントに従ってSORACOMアカウントを作成し、SORACOM Airを登録していきます。SORACOMさんのWebインターフェースはとても使いやすくできていますので、参加者の皆さんも特に引っかかることもなく、あっさりと作業完了されていました。
吉田さんからのAWS IoTのご説明。AWS IoTとデバイス、あるいはAWS IoTと他のAWSサービスがどのように連携していくのかについてご紹介頂きました。
「AWS IoTは、これまでのサービスとは画面が全然違うので...」ということで、吉田さんがUI操作について補足でご説明しながら、参加者の皆さんがAWS IoTを設定していきます。今回のハンズオンで使うDynamoDBはCloudFormationでオーケストレーション。ここまでサクサク進んでいきます。
休憩を挟んで、ぷらっとホーム松下さんからOpenblocks BX1とTI SensorTag CC2541、そして今回のデモでBX1がどのように使われるのかについてご説明頂きました。松下さんが話すと時折笑いが生まれる和やかな雰囲気になります。
ハンズオン続行。BX1にSIMを指していきます。なお、BX1にゲタを履かせたnano-SIMやmicro-SIMを挿すのはサポート対象外とのことで、オフィシャルのゲタを将来的にリリースすることも検討されているそうです。BX1の設定を進める中で質問等が出てきますが、講師陣のサポートで大きなトラブルは無く、順調に進行。センサーデバイスと連携してデータの送信ができた方がどんどん出てきました。
こちらは吉田さんが作成された、Node.js + blessedで作成したリアルタイムダッシュボード。作り込まれてます。blessed、面白いですね。
参加者の多くが、ハンズオンメニューを最後まで完走されていました!
さいごに
Openblocks BX1やSORACOM Airなど、IoT普及に必要なデバイス、ネットワークがどんどん手軽に入手できるようになっています。さらにAWS IoTを使うことで、IoTシステムを簡単に構成できることを、本ハンズオンではお伝えできたのではないでしょうか。参加者の皆さん、今後もぜひIoTを楽しんでください!