【小ネタ】 AWS Systems Managerに登録した多数のRaspberryPiに識別しやすいように名前をつける

2020.08.27

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1 はじめに

CX事業本部の平内(SIN)です。

遠隔地に置かれた多数のRaspberryPiを管理するには、AWS Systems Manager(以下、SSM)への登録が便利だと思います。

しかし、数が増えてくるとアクティベーションの終わったRaspberryPiをマネージドインスタンスで一覧した時、どれがどれかを区別するのが難しくなります。

一応、ホスト名やIPアドレスで識別は可能ですが、簡単な操作で、もう少し識別しやすくする方法を検討してみました。

2 名前カラム

(1) デフォルト値

アクティベーションが終わったインスタンスでは、名前のカラムに表示されるのは、アクティベーションを作成した時に、デフォルトのインスタンス名(オプション) に設定した文字列となります。

1つのアクティベーションで複数の端末を登録した場合、全て同じ内容になります。また、ここを設定しなかった場合は、名前の欄は、空になってしまいます。

(2) タグ

インスタンスの詳細のタグで、Keyが、Nameのタグを追加すると、名前欄に表示させることができます。

3 セッションマネージャー

名前欄に表示されている名称は、セッションマネージャーで接続先インスタンスを選択する一覧にも表示されるので、ここでも識別しやすいかと思います。

4 最後に

今回は、簡単にできる識別向上の方法として、名前欄への名称の設定を試してみました。

実は、タグによるリソースグループを作って、うまくグルーピング出来ないか試行錯誤したのですが、ここで設定したタグでは、うまくリソース検索出来ませんでした。(これは、単に私の知識不足の可能性大です)