新しくなった Swift Playgrounds 1.5 で LEGO マインドストーム EV3 を試してみる

2017.06.09

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Swift Playgroundsがアップデートされ、Bluetooth対応のロボットやドローンに接続できるようにしました。
今回は早速、新しくなったSwift Playgrounds 1.5でLEGO Mindstorms EV3のチュートリアルまでを試してみました。

Swift Playgroundsとは?

Swift Playgroundsは、楽しくインタラクティブな方法でSwiftのコードの書き方を学べるiPad用のアプリケーションです。 Swift Playgrounds | Apple より

LEGO Mindstormsとは?

レゴ マインドストームは、MIT(マサチューセッツ工科大学)とレゴ社が共同開発した、教育用ロボットキットです。 センサーやモーターを使ってロボットを作ったり、温度や距離などをセンサーを使って計測する科学実験などに利用できます。 教育版レゴ® マインドストーム® EV3とは より

準備

今回は新しくSwift Playgroundsをインストールしました。
起動すると以下の画面になります。

spg01

+ を押すと"コードを学ぼう"が現れます。

spg02

とりあえず、今回はLEGOを試したいので、アクセサリから"EV3アニマルレスキュー”と"EV3テンプレート"を入手します。

spg03

入手ボタンをタップすると、マイプレイグラウンドにコンテンツが追加されます。

spg04

チュートリアルを試す

EV3アニマルレスキューのコンテンツを起動すると、イントロダクションが開始されます。 イラストが動いたりとなかなか凝った作りになっています。

sp05 sp06 sp07 sp08 sp09

最後のページの"始めよう"ボタンを押すと、チュートリアルが開始されます。

接続を確立

iPadとEV3ブロックを接続させます。 EV3側の設定でBluetoothをオンにするとiPad側で接続一覧に表示されます。

sp10

接続が出来ると"コードを実行"ボタンが現れます。試しに押してみるとEV3の方から「Hello」と音がします。
※ 説明文には「"Hello"と表示させます。」と書いてあったのですが、コードを見るとplaySound()になっているので、音がする挙動で問題ないと思います。

sp11

音が出たので次のページにします。ページの切り替えはタイトルの横の < > で切り替えます。

パラメーターを使ってプログラミングする

次はパラメータの変更です。fileのパラメーターを変更してコードを実行させるとEV3ブロックから色々な音が出ます。

sp13

EV3の出力をコントロールする

EV3ブロックの画面を切り替えたり、ボタンを光らせたりします。

sp14

コードを実行するとEV3ブロックが反応します。

preview1

ちなみに、displayImageで以下の画面に変更できます。

IMG_1644 IMG_1645 IMG_1646 IMG_1647 IMG_1648 IMG_1650 IMG_1651 IMG_1652 IMG_1653 IMG_1654 IMG_1655 IMG_1656

Lモーターを接続する

EV3ブロックにLモーターを接続します。接続すると画面上に現在のモーターの確度が表示されます。すごい。

sp15

見辛いですが、コードを実行すると赤いモーター部分が回転します。

preview2

超音波センサーを接続する

今度は他のポートに超音波センサーを接続します。

sp16

赤外線センサーの前で手を動かすとモーターが動き出します。

preview3

チュートリアル終了

モーターやセンサーの動かし方がわかったところで、チュートリアルは終わりになります。アニマルレスキュー本編の始まりです。

IMG_1662

さいごに

説明が丁寧でわかりやすく入門しやすいと思いました。未経験者でもチュートリアルをひと通りすることによって簡単な操作が出来るようになります。また、物理(EV3ブロック)が実際に動くので楽しいです。
秋頃に予定されているSwift Playgrounds 2.0ではARや機械学習など使えるという話も出ていて今から楽しみです✨

参考