
【ブースレポート】日本初公開!!のGraviton5に出会いました。
はじめに
皆様こんにちは、あかいけです。
本日AWS Summit Japan 2026に参加してきました。
こういたAWSのイベントでは、普段は見られないAWSのハードウェアが実物で展示されていて、私は毎年楽しみにしています。
そして今回はなんと、今月出たばかりのGraviton5が「日本初公開」として展示されていたので、ブースで撮ってきた写真を中心にご紹介します。
あと去年のブログは以下です。
Graviton5とは
まずはGraviton5について軽くおさらいしておきます。
Gravitonは、AWSが独自に設計しているArmベースのプロセッサです。
価格性能比に優れているのが特徴で、世代を重ねるごとに進化を続けてきました。
そのGravitonの最新世代となるGraviton5搭載インスタンス(M9g/M9gd)が、2026年6月10日にGA(一般提供開始)となりました。
公式ブログから、Graviton5の特徴をざっくりまとめると以下のとおりです。
- 192コアを搭載し、L3キャッシュはGraviton4比で5倍
- DDR5-8800メモリに対応し、コア間レイテンシーはGraviton4比で最大33%低減
- コンピューティング性能はGraviton4ベースのインスタンスと比較して最大25%向上
- Graviton4と比較して、ウェブアプリケーションは最大35%、機械学習推論は最大35%、データベースは最大30%高速化
ブースの様子
ここからは実際にブースで撮ってきた写真を紹介していきます。
生成AIを支えるインフラ技術(AWSシリコンイノベーション)
まず訪れたのは「生成AIを支えるインフラ技術」というブースです。
AWSのシリコンイノベーションが次世代AI基盤をどう支えているのか、というコンセプトで展示されていました。

こちらのブースでは、AI/ML向けのチップであるInferentiaやTrainiumの実物が展示されていました。

左からInferentia、Trainium、Trainium2と並んでいて可愛いですね。
また個人的に見入ってしまったのがこちらのパネルです。

2010年のXENから始まり、NitroやGraviton、TrainiumといったAWSのシリコン開発の歴史が年表形式でまとめられています。
Gravitonは2018年の初代から今回のGraviton5まで、Trainium/Inferentiaも着実に世代を伸ばしていて、右肩上がりの棒グラフがそのまま進化のスピードを物語っていました。
こうして改めて見てみると、AWSがハードウェアに投資してきた流れが一目で分かり、なんだか感慨深い気持ちになりますね。
AWSコンピュートコアサービス
続いて訪れたのが「AWSコンピュートコアサービス」のブースです。
EC2全般やEC2 Spot、AI/ML、HPC、量子コンピューティングまで幅広くカバーするコーナーでした。


このブースには、AWSの仮想化基盤を支えるNitro Cardも世代ごとに展示されていました。

Nitro Cardは、ストレージやネットワーク、管理、セキュリティといった処理を専用ハードウェアにオフロードするためのカードです。
横に並べてみると、世代を追うごとに明らかに基板の作りが変わっていることがわかり、面白いですね。
日本初公開のGraviton5
そして、お目当てのGraviton5です。
(Nitro Cardの隣にいます)

NitroV5、Graviton4、Graviton5が並んで展示されていました。
そして背景にあるホワイトボードに注目してください。

6月10日 GA
Graviton5 日本初公開!!
JAPAN First Public Release
どうやら日本で実物を展示するのは初らしいです。
そんな出たばかりの最新チップを、日本初公開のタイミングで実物で見られるのは嬉しいですね…!!
せっかくなのでGraviton5を単体でアップにした写真も載せておきます。

余談:Annapurna Labsについて
先ほどのGraviton5ですが、「annapurnalabs」という刻印があります。
(皆さんはAnnapurna Labsを知っていますか?私は知りませんでした…)
ブースにはこのチップたちを設計しているAnnapurna Labsの担当者の方がいらっしゃり、
NitroやGraviton、TrainiumといったAWSのチップたちは、このAnnapurna Labsが手がけているようです。
そして私はこのとき初めてこの事実を知りました。
普段からGravitonをよく使っているのに、それを作っている会社のことは知らなかったんです…。
好きなものでも、案外その裏側は知らなかったりするものだなぁと…再認識させられました。
おまけ:みんな大好きAWS Outposts
すぐ近くのコーナーでは、AWS Outpostsラック(第二世代)が展示されていました。

AWS Outpostsは、低遅延やデータレジデンシーの要件があるオンプレミス環境でAWSを利用するためのハイブリッドサービスです。
第二世代AWS Outpostsラックの特徴をざっくりまとめると以下のとおりです。
- 全トラフィックの中心ハブとなる新しい「Outpostsネットワークラック」が追加
- 最新世代のx86ベースインスタンス(C7i/M7i/R7i)に対応し、前世代のC5/M5/R5と比較して最大40%優れたパフォーマンスを提供
- 金融のコア取引システム向けに、超低遅延・決定論的性能を狙ったアクセラレーテッドネットワーク専用インスタンス(bmn-sf2e)を用意
- 5G Coreワークロードなど高スループット・低遅延向けには、NVIDIA ConnectX-7搭載のbmn-cx2を用意
- ネイティブレイヤー2マルチキャストやPrecision Time Protocol(PTP)にも対応
そして、その実物のラックがこちらです。

嬉しさのあまりツーショットを撮ってもらいました。
チップは手のひらサイズでしたが、こちらは平均的な成人男性よりでかく、なかなかの存在感です。
ラック単体で見ると色とりどりのケーブルがびっしりと配線されていることがわかります。
キレイだね…。

しかしながら、このサイズだと、やはり一般家庭には置けませんね。残念です。
さいごに
以上、AWS Summit Japanで日本初公開!!のGraviton5に出会ってきました。
普段クラウド越しにしか触れられないAWSのインフラを実物で見られるのは、貴重な機会だなと毎年思います。
特に今年は出たばかりのGraviton5を日本初公開のタイミングで見られて、満足度の高いSummitでした。ありがとうございますありがとうございますありがとうございます。
そしてAWS Summit 2026は明日(2026/06/26)が最終日ですので、ぜひ皆様もGraviton5を生で見て、AWS Outpostsとツーショットを撮りましょう。









