東京から札幌に真にエクストリーム出社してみた

2017.12.29

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

今年の汚れ、今年のうちに♪

そんな花王のCMが流行した20世紀、年の瀬もほぼほぼ終わりに近づき、今年書き残したブログが溜まってきました。 せっかく長いお休みがあるのですから、かけなかったブログをまとめて公開しようというのが趣旨です。

弊社ではリモートワークが盛んに行われています。働き方改革の一つとしてクローズアップ現代でクローズアップされたこともありました。部長(38)が極めて目立ちますね。そんな弊社で、影で行われてるスポーツが、このエクストリーム出社です。

Developers.IOでもなんどか、ブログで触れてますね。

札幌オフィスにエクストリーム出社してみました

クラスメソッドにJOINしたのでエクストリーム初出社してみた 東です

秋葉原から福岡オフィスにエクストリーム出社してみました

しかし、真のエクストリムストからすると、まだまだ。なにより、朝一で出発して乗り物乗り継いで出社するとかそれただの出勤じゃないですか(※あくまで筆者の個人的かつ異常な感覚です)。それに普通に飛行機を取っていては面白みにかけます。ここはプロフェッショナルスポーツとして、次のことを心がけた出社を行ってみましょう。

  • 出来る限り安く
  • 出来る限り楽に
  • 出来る限り楽しく

上記のことを気をつけながら、東京から札幌に出社してみましょう。

LCCを使うのは攻めの姿勢です

東京と札幌を移動する上で必要不可欠なのが飛行機です。新幹線が函館まで完成しましたが、時間とお金の面からもまだまだ現実的ではありません。

関東から飛行機で行く場合、主に3つのパターンがあります。

  • 羽田空港からFSCを使う(ANAやJAL)
  • 羽田空港からLCCを使う(AIR DOやスカイマーク)
  • 成田空港からLCCを使う(ジェットスターやバニラ・エア、春秋航空日本を使う)

この内、値段の高いのは上から順番で、一番下のLCCが最安値になります。

弊社の札幌出張では、スカイマークをビジネス利用することが非常に多いです。これはスカイマークの程よい安さとLCCよりワンランク上であること、本数がそれなりにあり使い勝手の良い羽田空港であることからです。

しかし、エクストリーム出社となれば話は別です。ここはせっかくなので超最安値を狙いたいところです。

LCC航空会社のセールを狙う

実質、成田から新千歳まで行くには、ジェットスター、バニラ・エア、春秋航空日本の3択です。それぞれの航空会社で、定期的にセールを行っているので、行きたい日程で安いチケットが出てくるのを待ちます。その代わり、荷物の量に制限がかかることや、いざという時の便を変更できない、キャンセルもできないなどの制約があるので、それにあわせて少しランクの高いチケットを取ればいいと思います。

私は広島によく帰ることもあり、春秋航空日本を使うことが多い(広島空港に唯一運行しているLCC)のですが、今回はその中でも格安のチケットを取ることができました。

片道737円、成田空港利用料380円、クレジット手数料込で1600円程度。これぞエクストリームの名前がぴったりのチケットです。

ただしこの航空券には問題があります。飛行機のBoarding timeは朝7:15。この航空会社を使う上で搭乗手続きを済ませるのは6:40までに行う必要があります。自宅から成田までこの時間で着くためには、始発では間に合わず、前日から成田空港で泊まる必要性すらあります。 翌日仕事をするので、あまり体力を使いたくないところ。そこで紹介したいのが次の方法です。

温泉でさっぱりして飛行機に乗ろう

羽田空港と違って、成田空港は都内からのアクセスに時間がかかります。スカイアクセス線の開通で上野・日暮里側からのアクセスが便利になりましたが、お金をかけてはせっかくの成田空港がもったいなくなります。ここはとことん切り詰めてみたいものです。(そもそも電車移動では当日朝間に合いません。)そこで利用するのがLCCバスです。

現在(2017年12月)、東京都内からのLCCバス路線は3つあります。

  • 東京駅から成田空港のTHEアクセス成田(JRバスグループ運行)
  • 東京駅から成田空港の東京シャトル(京成バスグループ運行)
  • 大崎駅から成田空港の成田シャトル(ウィラートラベル運行)

おおよそどのバスも900円〜1200円で乗れます。移動コストを考えてもお得です。また、早朝便や深夜便に合わせてバスを走らせてくれるので、交通渋滞などのリスクが有るものの、ついつい利用してしまいます。

この中で、東京シャトルを利用することにします。しかもこの東京シャトル、早朝便など一部便がお台場の大江戸温泉物語を始発として運行しています。しかも、通常大江戸温泉に入館するのに、安くて2000円、深夜2時を超えると更に2000円かかる料金が、バスを事前予約することでバスの発車時刻まで温泉に滞在して1300円という入館優待割引があります。ここまで言えばおわかりですね。前日出発して大江戸温泉に浸かって、癒されたまま飛行機に乗って札幌入りして働く、まさにエクストリーム出社です。しかも、お台場の大江戸温泉は、東京駅、新宿駅、品川駅、錦糸町駅などから無料シャトルバスがあるので、これらの絡む駅だと交通費を更に浮かせることが可能です。

スケジュールを立てる

ここでスケジュールを立てます。

6/5

20:00 会社を出発、大江戸温泉へ
22:00 大江戸温泉で仮眠・温泉を堪能

6/6

3:50 大江戸温泉より東京シャトルで成田空港へ
5:30 成田空港でチェックイン
7:15 飛行機出発
8:55 新千歳空港到着
10:00 札幌・弊社札幌オフィスに出社

いざエクストリーム出社を実践

6月5日、岩本町オフィスで仕事を終えた後、ここから品川へ行き、お台場の大江戸温泉を目指します。

当日は、AWS Summit Tokyoの打ち上げを弊社談話室で行っていたので簡単にお酒を飲んだ後移動開始。

大江戸温泉はアニメとコラボをしていることが多く、いつ行っても趣が異なり楽しめます。丁度この日は、KING PRISMとのコラボをやってました。

 

大江戸温泉では温泉に入り英気を養いつつ、夜は仮眠スペースが提供されます。

そして、6月5日深夜、つまり6月6日早朝はWWDC17が丁度行われているタイミング。大江戸温泉は無料Wi-Fiが提供されており、ストリーミングを見るのも快適です。見ながら、社内チャットで実況しつつ、疲れたら温泉へという完璧なパターンで出発時間まで待ちます。

早朝にLCCバスで成田空港へ向かうと、高速道路も空いてて時間より速く到着しました。

早朝の春秋航空で新千歳へ到着。エアポート快速を使って札幌へ行き、10時半には弊社札幌オフィスに到着。札幌オフィス特有の初代と2代目のめそ子がお出迎えしてくれます。

さいごに

今回は、エクストリームを更に極めて見ることに注力して出社してみました。出社の途中で温泉に入るだけでも、いつもと違った気分を味わえます。皆様も、(こんなアグレッシブなエクストリームでなくていいので)温泉とか入っていつもと違った出社をしてみてはいかがでしょうか。

なお、クラスメソッドでは、働き方の一環としてリモートワークを導入しています。また、秋葉原・岩本町を始め、大阪・札幌・福岡・名古屋・上越にオフィスがあります。いろいろな働き方が出来る弊社で一緒に働いてみませんか。クラスメソッドでは、一緒に働く仲間を常時募集しております!会社説明会も行っておりますので、是非一度話を聞きに来てみて下さい。

おまけ

エクストリームの出社した仕事の後は、普段遠方の地で会えない皆と語らったり、スポーツ観戦の遠征ついでだったり、楽しみはたくさんありますよ!(弊社には、サーモンを信じられないぐらい大漁に摂取する男が居ます。)