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家庭のセキュリティを守るWiFiルータ「F-Secure SENSE」を使ってみた

家庭用のセキュアWiFiルータ「F-Secure SENSE」を触ってみたのでまとめました。ゲートウェイ的に動作してくれてスマホやIoTデバイスを守ってくれるので、一般家庭や機器の多い家庭ではすごく有用な製品だと感じました!
2018.07.07

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おはよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

今日はちょっと前にエフセキュア株式会社から発表されたセキュアなWiFiルータ「F-Secure SENSE」を使ってみたので、使い方と感想をまとめてみます。

2018/07/09追記 購入経路について情報提供いただいたので末尾を変更しました

F-Secure SENSEとは

F-Secure SENSEはアンチマルウェア等のセキュリティ対策製品を提供しているエフセキュア株式会社が提供している家庭向けのセキュアWiFiルータです。

上記は公式サイトの画像です。家庭向けのスマートなデザインがいい感じです。

詳細は下記のプレスなどを参照してください。

北欧デザインのセキュリティWi-Fiルーターが日本上陸! 通信を監視して自宅ネットを守る「F-Secure SENSE」発売 - INTERNET Watch

上記から引用すると「PCやスマートフォンなどの端末に加えて、セキュリティソフトをインストールできないIoTデバイスやネットワーク家電をウイルスやマルウェアなどの感染から守ることができるとしている。」となっていて、WiFiルータがゲートウェイ的にセキュリティ対策を行ってくれるので、多数の機器をWiFiにつなぐことが多い昨今のご家庭では結構有用な製品だと感じられます。

クラウドとつながっていて常に最新のセキュリティ対策が可能なところもGoodです!

使ってみました

開封の儀

それでは早速開封していきましょう。

箱は縦長でスマートな感じです。

カバーを上に引き抜く感じでオープン。

 

リファレンスガイドとかも縦長ですね。

本体は上から見るとこんな形

背面のポートはこんな感じ。

ケーブルやアダプタは本体の裏や下に入っています。収め方もスマートかよ。

ケーブルとアダプタ。LANケーブルがフラット(きしめん)でカバー付きであることがめちゃくちゃ評価できる。

クイックガイドには接続オプションについて記載があります。モデムからだけではなく中継機のような形で既存のWiFiルータに無線でつなげて利用することもできるとか有能すぎやで…

アプリからセットアップ

F-Secure SENSEのアプリのQRコードが付いているので、それを読み込んでアプリをダウンロードします。もちろん直接ストアで検索しても可。

ちなみにF-Secureさん他にもVPNやパスワードマネージャのアプリもある模様

ダウンロードして起動するとセットアップ画面になります。ちなみにセットアップにはBluetoothが必要になるので、iPhone等セットアップするデバイスでBluetoothをオンにしておきましょう。

ようこそが出てくるのでスライド

物理設置場所から気にしてくれます。家庭用なのでかなり親切。

SENSEの説明がでます、スライド

データ収集についてはお好みで、利用規約に同意して次に進みます

指示通り電源アダプタを刺して電源を入れます

LEDが点灯したら背面の青色のボタンを押します

ボタンを押すと4文字の数字が表示されます。ペアリングするためのコードになります。

アプリ側でコードを入力します。

しばらくぐるぐるします

ルータとの接続方式を選択できます。今回はケーブルを選択。

 

ケーブルをルータに接続します。

またしばらくぐるぐるします

SSIDの情報が出てきます。必要ならここで変更も可能です。

ソフトウェアのアップデートを確認してくれました。アップデートされるのを少し待ちます。

デバイスを繋いでくれと言われます。作業しているデバイスをそのまま接続しましょう。

パスワードをクリップボードにコピーしてくれます。複雑なパスワードなのでありがたいですね。

接続してアプリに戻ってくると、セットアップが完了となります。

セットアップが完了してアプリのステータス画面が表示されます。これで完了です。

アプリから不正な通信のブロックを確認してみた

それでは、早速ブロックを確認してみたいと思います。アンチマルウェアでは定番のeicarファイルをダウンロードしてみます。

すると、きちんと止めてくれてF-Secure SENSEのブロック画面が表示されました。きちんと止めてくれるので(事後対策などではないので)すごく役に立ちそう。

ブロックしたことはアプリからでも確認できます。

ログではどのサイトかも確認できます。

詳細を表示するとブロック内容のほか、万が一誤検知の場合に許可するところまでできるようになっています。この画面から例外設定できるのはよくできていますね。

ちなみに、デフォルトではオフですが設定画面から「トラッキング対策」を有効にすることで、ユーザの動向を識別するトラッキングについて対策が可能なようです。

案の定しばらく使っていると、アド(広告)系の通信がたくさんブロックされました。普段はあまり気にしていなかったですが、これだけトラッキングされていたのかと思うと軽く怖いですね。まあ適正利用の範囲ならいいですが。

感想

これを利用するようにしてから、ブラウジングやアプリを利用している際の広告の関連性が減って(興味がないヨガとかでてきました)、どれだけトラッキングされていたのかよくわかりました。

F-Secureさんは個人的には、アド系にも結構厳し目に反応してくれていると思うので、トラッキングに対してあまり気分が良くない方は特にF-Secure SENSEを導入する意義があると思いました。

購入についてはニフティさんのサービスページかノジマ店舗から可能なようです。詳細はこちら

ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?