[Node.js] nodebrewで任意のバージョンのNode.jsをインストールして、そのバージョンを指定して使う
はじめに
こんぬづは、実家に帰省するタイミングで小学生の弟とSwift Playgroundで一緒に遊んでいる田中です。関数の仕組みがわかったそうです。
今回はnodebrewを使ってNode.jsをインストールし、そのインストールしたNode.jsを使う方法のまとめです。
nodebrewとは
Node.jsのバージョン管理ツール。Node.jsのバージョン管理ツールとしては、他にもnvmやnなどがあります。
検証環境
- nodebrew 0.9.6
任意のバージョンのNode.jsをインストールする
インストールできるNode.jsのバージョンを確認する
自分のインストールしたいバージョンをls-remoteコマンドで確認します。
$ nodebrew ls-remote
任意のバージョンのNode.jsをインストールする
以下のコマンドで実行可能です。
$ nodebrew install-binary <任意のバージョン番号>
例として具体的にv6.9.2を指定してダウンロードするときはこうです。
$ nodebrew install-binary v6.9.2
インストールが成功するとInstalled successfullyと出ます。
本当に正しくインストールされたかを確認するためにnodebrew lsコマンドを実行してnodebrew上にインストールされている全てのNode.jsのバージョンを表示してみます。
$ nodebrew ls
インストールされたバージョンが書いてあれば成功です。
任意のNode.jsのバージョンを指定して使う
インストールされたバージョンを指定して使うにはnodebrew useコマンドを使います。
$ nodebrew use <インストール済みの任意のバージョン番号>
例として具体的にv6.9.2を指定して使いたいときはこうです。
$ nodebrew use v6.9.2
完了するとuse v6.9.2という文字が表示されます。
本当に正しくバージョンが指定されたかを確認するためには先ほども利用したnodebrew lsコマンドを実行します。するとcurrent: とバージョン番号が表示されるので、useで指定した値と同じになっていたら成功です。
まとめ
nodebrewを使ってNode.jsをインストールし、そのインストールしたNode.jsを使う方法を紹介しました。
さて、ここまで解説して言うなよという話かもしれませんが、GitHubのRepositoryを見るとnodebrewはここ最近メンテナンスが特にされていないようです。Node.jsのバージョン管理にはメンテナンスが継続しているnvmを使ったほうがよいかもしれません。