macOS Sierra でキー入力のリマップをする方法
Sierra でのキーリマップ
macOS を Sierra にアップグレードしてからキーボードカスタマイズツールの Karabiner が使えなくなり、徐々にストレスが溜まっています。
私が設定したいキーのリマップは以下の通りです。
ctrl + m
toreturn
ctrl + p
to↑
ctrl + n
to↓
ctrl + f
to→
ctrl + b
to←
色々調べているうちに今回紹介するものにたどり着いたのですが、結論から言うと 上記のリマップは実現できません でした。
しかし、なかなか有用な情報であったためご紹介しようと思います。
Technical Note TN2450
Apple Developer Technical Note TN2450 に Sierra でのキーリマップ方法について詳しく書かれています。
スクリプトによる方法とプログラムによる方法が書かれていますが、今回はスクリプトによる方法を紹介します。
hidutil コマンド
スクリプトでキーリマップを行うには hidutil
コマンドを使用します。
HID は Human Interface Device の略らしく、マンマシンインターフェースに関する処理を実行するコマンドのようです。
また、このコマンドが使用できるのは macOS Sierra からとなります。
キーボードの A
を B
にリマップするコマンドは以下の通りです。
$ hidutil property --set '{"UserKeyMapping":[{"HIDKeyboardModifierMappingSrc":0x700000004,"HIDKeyboardModifierMappingDst":0x700000005}]}'
hidutil property --set の後に項目を指定します。
UserKeyMapping の値として配列を指定し、その要素は HIDKeyboardModifierMappingSrc と HIDKeyboardModifierMappingDst のペアとなっています。
前者がリマップしたい元のキー、後者がリマップしたい先のキーとなります。
0x700000004 がキー A を表し、0x700000005 がキー B を表します。
このコマンドを実行した後に A を入力すると、入力結果は B となります。
空の配列を指定すると設定がクリアされるので、気軽に色々と試してみてください。
$ hidutil property --set '{"UserKeyMapping":[]}'
それぞれのキーの値は Technical Note の一番下の表に書かれています。
return が 0x700000028
, 左の command が 0x7000000e3
など。
制限
この方法では複数のキー入力を 1 つのキーに割り当てることができません。
よって最初に紹介した私の設定したいキーリマップは実現不可能となっています。
あくまで 1 つのキーを他のキーに割り当てる方法となっていますが、この機能で十分という方は利用してみてはいかがでしょうか。
リンク
ミレニアム・ファルコン製作日記 #66
66 号 表紙
パーツ
成果
今回の作業は以下の 3 つでした。
- パーツを集める
- 通路プレートを取り付ける
- 上部外殻プレートを取り付ける
とうとう始まりました、上部外殻プレートの取り付け。
フレームやプレートに関する作業は、いかにも 模型組み立ててる感 があって好きです。
今回は 19 個のパーツをフレームに取り付けました。
1 つのプレートに対し、平均 5 本のビスを使用して丁寧に留めていきました。
トータル 1.5 時間くらいかかりました。
作りごたえがあり、満足しています。
特報
来ました!
エピソード 8 のトレーラー。
公開日は 2017/12/15 (金) !
祭りの始まりです。
それではまた次回。
May the Force be with you!